アロマワックスとは、火を灯さず香りを楽しむキャンドル。やさしい香りなのでアロマ初心者でもインテリアに取り入れやすく、ギフトとしても人気です。今回は、アトリエショップギャラリー「tocolier(トコリエ)」で、ドライフラワーを使ったアロマワックス作りを体験してきました。
今回教えてくれたのは
「tocolier(トコリエ)」代表のmimiさん。作家でもあるmimiさんが、ものづくりの場所が欲しいと作ったアトリエショップギャラリーは、今年で6年目。「暮らしに寄り添うアート」をコンセプトに、作家の作品やアンティーク小物を販売するほか、手づくりワークショップも随時開催。生花を販売する”フラワーウィーク”には花の撮影会も行い、暮らしにアートを取り入れるきっかけを提供しています。
やさしい香りに包まれる花いっぱいの店内
店内には「tocolier」のオリジナル作品も飾られています。
作家によるアクセサリーやカードも販売。真似したくなるようなインテリアのアイデアも!
お店のストーリーを物語るようなヴィンテージ小物やアートブックが並びます。店内を見ているだけでもインテリア熱が高まります!
さっそくワークショップを開始!
今回は、リース型と丸型を1つずつ作ってみることに。
まずはサンプルから香りを選びます。100%ナチュラルなエッセンシャルオイルは優しい香りで、フレグランスオイルは香りが長持ちするのが特徴。玄関用・寝室用など置きたいお部屋のイメージに合わせてチョイス。
ドライフラワー、プリザーブドフラワーが並べられた中から、使いたい花材を選びます。色も形もたくさんあって、眺めているだけでも癒されます。3色ほどにまとめるとテイストがバラつかず、スタイリッシュに仕上がるそう。
まず、ワックスを流し込むときのコツなど、キレイに仕上げるためのポイントを先生からレクチャー。最初に教えてもらえたので、このあとは落ち着いて作業できました。
型に花材を並べます。長すぎる茎は切ったり、高さを出したいものは下に葉を置いたりして、仕上がりをイメージしながら配置して。
並べ終わりました!仕上げに足したい花材も準備したら、いよいよワックスを流し入れます。
ワックスを流し入れ
選んだアロマオイルを溶かしたワックスに垂らし、準備完了。店内に、ふわっといい香りが広がります。
ワックスが花材にかかると白く固まってしまうので、低い位置からそっと流し入れて。
花材の位置が大幅に変わることもなく、キレイにできました。流して2分ぐらいなら仕上げに花を足すのもOK!30分ほどで固まります。
丸型のほうも花材をセレクト。じっくり見ていると、正面が絵になる花、横の模様がかわいい花など、個性が発見できて楽しい!立体で絵を描くような、初めての感覚です。
先程と同じようにそっとワックスを流し込みます。丸型にはリボンを通す穴がないので、固まる前にストローで穴を作ります。
仕上げは台紙にリボンで結んで
固まるまでの間に、リボンと台紙を選びます。台紙はフランスのヴィンテージカードをモチーフにしたオリジナル。
リボンの色やツヤのあり・なしで、印象がずいぶん変わります。たくさん種類があり、自由に選べるのも嬉しいですね。
リボンを選んでいる間に、リース型の方は固まりました。うまく外せるかドキドキします……。
先生の指示通りにやると簡単に外れました。シリコン型から外れるときの、独特の感触が気持ち良くて、楽しい瞬間です。
イメージ通りに固まっていて、感激!
選んだリボンで台紙に固定します。指が当たって花材を壊さないように気をつけて。
キレイなリボンの結び方も丁寧に教えてもらえます。
丸型の方は固まるのに時間がかかるので、持ち帰って自宅で仕上げます。
型のはがし方やリボンの結び方もサンプルで教えてもらえるので安心です。
手作りアロマワックスが完成!
華やかでいい香りのアロマワックスはお部屋の癒やしになってくれそう。
まとめ
いい香りの中できれいな花を並べていると、なんだかとてもやさしい気持ちに。手ぶらで参加でき、コンパクトに持ち帰れるので、週末のお出かけついでや、仕事帰りに寄る人もいるそうです。「何度も物づくりを楽しんでほしいから」と、2つで3000円とリーズナブルなのもうれしい。mimiさんのおっとりした話し方も相まって、慌ただしい日常から離れ、ゆったりと自分の時間を過ごせました。
- 難易度 ★
- 時間 3H
- 満足度 ★★★
- 金額 2つセットで3,000円
今回教えてもらったのは…
- tocolier
- 住所 東京都大田区上池台1-40-5-1F
- 営業時間 13:00~20:00
- 定休日 月火水曜日
- 問い合わせ
- 03-6337-9889
- http://tocolier.com