リフォーム工事が進む中、セカンドハウスに置く家具を探しはじめました。アンティークショップをのぞいたり、ネット検索したりするのが楽しくて、これぞ家づくりの醍醐味だな、と感じています。

N・Y

N・Y

東京郊外の一軒家で、3人家族+柴犬(3歳)と暮らす、恐妻家のお気楽会社員(53)。30年以上続けるアマチュアJAZZバンドでは、ギターを担当。ジャズ雑誌などで評論記事を執筆。暮らし系のエッセイは初挑戦。コスパよく別荘生活するコツを、あまり堅苦しくなく、お伝えできたらと思います。

猛暑の都内を抜け出し、涼しいサマーハウスで過ごす夏休み

今年の夏休みは、工事がはじまる前のセカンドハウスで、のんびりと過ごしました。
わが本宅のあるエリアも酷い猛暑日が続いていましたが、標高1600mのサマーハウスは、せいぜい上がっても25度前後で快適です。日中、日当たりのいいところに出れば、さすがに暑いなと感じることもありましたが、朝夕は涼しくて、羽織りものが必要なくらい。エアコンはありません。
今後も日本の夏はますます厳しくなると思うので、涼しいところにセカンドハウスを持つのは、本当におすすめです。

ほとんど、前々オーナーが残していった家具をそのまま使っているわが家ですが、とりあえず「IKEA」などで購入した照明関連を持ち込んで、少しずつカスタマイズをはじめました。
リビングに吊るしたペンダント照明は、最終的に寝室で使う予定です。
スタンド照明もIKEAのものですが、初めてリモコン付き電球を採用してみたところ、とても使いやすくて驚きました。電球色もリモコンひとつで変化します。

諏訪湖で見つけたヴィンテージのキャビネット

キッチンの吊り棚を撤去するので、食器を入れるスペースが必要になりました。
ドライブがてら、諏訪湖の有名なアンティークショップに出かけて、ちょうどいいサイズのキャビネットを発見。日本製、昭和の家具です。状態もよく、ガラスがとてもきれいだったので、即決しました。

リビルディングセンタージャパン

「リビセン」の愛称で親しまれている古道具と家具のお店です。
1階にはカフェもあります。店員さんが、皆さんとてもフレンドリー。訪れるたびにうれしい発見があります。妻はキャビネットのついでに食器も購入していました。

リビセンの階段から1階を見下ろした様子

妻はダイニングの照明選びに夢中

リフォームの照明計画としては、ダイニングはペンダント、リビングはすっきりと見せたいということでダウンライトを採用しました。
現在暫定的に吊り下げているペンダントは、これまたIKEAのもので、最終的には書斎へ移動させる予定です。
現状、ダイニングテーブルと照明の位置がイマイチなので、こちらは電気工事でずらしてもらう予定。

妻は、このペンダント照明選びにずいぶん力を込めていました。
毎晩帰宅すると、ネットでペンダント照明を検索しまくり、インテリア雑誌をめくってはウンウン唸っています。
私は内心、そんなに予算をかけず、当たり障りのないデザインでいいのになあ〜と思っていたのですが、妻曰く、「ダイニングの照明はインテリアの肝」なのだそうで…。

妻が長年欲しがっていたのは、フィンランドの建築家、アルヴァ・アアルトの自邸にあるペンダント照明。以前旅行で訪れて以来、すっかりこの照明に魅入られているそうで、いろいろ調べていましたが、現在プロダクトとしては存在しないようです。
「似たものを探す」と言っていましたが、なかなか見つからない様子です。

ヘルシンキにあるアアルト自邸。博物館として公開されています

まだしばらく、ダイニングの照明については迷うことになりました。
そんな妻の姿に影響されて、私も、インテリアサイトで照明を見るようになり、ずいぶん詳しくなってしまいました。

家具選びは楽しいものです。
リフォームですべて完成させてしまえば、この迷う楽しみがなくなってしまいます。暮らしながら、もっとゆっくりと選んでいくのもいいね、と夫婦で話しています。

さて、お盆明けから、リフォーム工事は本格的にスタートしました。
先日、進捗状況を見学に行きました。ヘルメットをかぶって足場を登り、屋根と外壁の塗装をチェック。屋根はきれいに葺き直されています。これで雨雪の心配はありません。長く使える家になりそうだ、と安堵しました。

次回も、佳境に入ったリフォームの進捗状況をレポートします!

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