ヘアメイクアップアーティストの神崎美香さん。暮らし上手な彼女のご自宅は、オリジナリティ溢れる収納が各所に配された、素敵空間でした。
想いを込めて建てた、二度目のマイホーム
3年前に、湘南の海が見える土地にマイホームを建てた神崎美香さん。 ヘアメイクアップアーティストとして幅広く活躍する傍ら、自宅でのスタジオ運営・イベント企画、また流木アート作家としての一面も持ち、湘南の地で新たなコミュニティを開拓しています。
「湘南に引っ越してくる前までは、目黒の一軒家に住んでいました。場所は便利だけど、デッドスペースだらけで、収納には不満がいっぱい。メイク道具も、車の中に収納していたんですよ(笑)。新たに家を建てるなら、とにかくデッドスペースをなくして、収納を追求しようって決めていたんです」(神崎さん、以下同)。 そんな神崎さんの家づくりには、デザイナーは不在でした。すべて神崎さんのアイディアの下に建てられたというのですから、驚きです。
メイクからアートまで、マルチに使えるアトリエ
自宅の仕事場は、作業がしやすい広さと、一目でわかる収納にこだわったといいます。 「ヘアメイクという仕事がら、どうしても備品は多くなります。何がどこに入っているか、すぐにわかることが大切ですね」。
工夫がいっぱい!キッチュなキッチン
ゲストを招いてホームパーティーを楽しむことが多いという神崎さん。料理上手な彼女のキッチンには、収納の工夫があちこちに! アイディア満点、使いやすさ抜群の明るいキッチンです。
デッドスペースはすべて収納に!
神崎さんがこだわったデッドスペースを活かした収納空間は、いずれもかなりの大容量! 仕事道具からDIY用品、キャンプ道具までが、しっかりと収納されていました。
真似してみたい!美しいディスプレイ
神崎さんは、しまうだけでなく、飾ることも大得意。ロンドンを中心とした海外生活で身につけたインテリアテクニックが、今の空間づくりの基礎をつくってくれたと話します。
しまうこととは、暮らしを楽しむこと
「どうしてもモノが多くなりますし、いつ何が必要になるかわからないので、とにかくしっかり管理することは仕事の一部。必要であるすべてのモノに愛着を持って、しまう場所をきちんと決めてあげること。これは仕事だけでなく、プライベートな持ち物も同じことですね。しまうことは、暮らしを楽しむことだと思うんです」。 ユニークな収納スペースと、見る人をワクワクさせるディスプレイが共存した神崎さんの家。誰もが憧れるこの空間は、神崎さんがじっくりと積み重ねて来た経験と豊かな感性の賜物なのでした。