人気モデル 倉本康子さんが、ファッションモデルとして20年以上培ってきた知識や経験をもとに、ファッションや収納、インテリアをオシャレに楽しむ方法を伝授。等身大のヤッコ流“魅せる暮らし”のアイディアを紹介します。

倉本康子

倉本康子

ファッションモデル。真似しやすいインテリアや収納の技が話題を呼び、“インテリアモデル”としても活動中。

https://ameblo.jp/kuramoto-yasuko/

夏到来! でも梅雨のじめじめから解放された! わけではなく、日本のジメジメ暑い夏がやってきました。
「夏が嫌い!」という方もいらっしゃると思います。
確かに日焼けは気になるし熱中症や体力消耗などイヤな理由は枚挙にいとまがないものです。
でも、私は断然好き!
ビールが美味しい季節ですものっ! 夏が嫌いなんて言えません!

夏ファッションを楽しむ方法をご紹介!

ファッション的に言うと、夏って実は面白みには欠けるんです。やはりとっても暑いので、秋や冬に比べて洋服をレイヤードして楽しむことができないから。
でも、冬ものに比べると値段もおさえられるし、冬には避けがちな明るい色を着たいシーズンなので、そういう意味では冒険できる楽しさもあります。

それでもレイヤード好きな私はこんな感じに夏色を重ねて楽しんでいます!

YAKKOの夏コーデ1

夏はこんな明るい色を重ねています。
今年は黄色が気になり、昨年から履いている黄色のパンツに合う黄色の靴を買いました。
ピンク×イエローで女子らしいかな、と。

YAKKOの夏コーデ2

もう1パターンは爽やか! と好評なコーデ。
ブルーのコンビネゾンにブルー×グリーンのカーデを肩にかけて。
バッグは私がプロデュースするfuaのもの。
靴をシルバーにするだけでグッと辛口な今年らしさがでるので重宝しています。

ピンク、イエロー、ブルー…こんな風に夏は明るい色を重ねるコーデが好きですが、明るい色が続くと必ずモノトーンが来たくなる日がやってきます。
ブラック×ホワイトとか。
パキッと明るい印象の白は、人が着ているのを見るだけでも清々しくて好きです。

これらの夏服、かさばらないとは言え点数自体は冬物より多く所有しているので、
どのように収納しているのか、
今回は私の夏closetをご覧いただきます!

Tシャツ収納のポイント&畳み方のプロセス

まずは、夏に活躍するTシャツの収納

収納の基本は縦収納!
半透明の引き出しケースに畳んで、色がグラデーションになるようにしまっておくと、一目瞭然。

縦収納のメリットは挙げるとこれまたキリがない!

★出し入れがスムーズ
(時短に繋がる)
★取り出したときに他のTシャツがぐちゃぐちゃにならない。
(平積みだとそうはいかない)
★所有量が一目でわかる。
(ムダなお買い物が控えられる)
★同じ色が並んでいると劣化具合も一目瞭然。
(たとえば白の黄ばみや黒の色落ち)

畳むときのポイントは、まず初めに洋服をキチンと広げてあげることが大事。
よれたまま畳むと台無し!
広げるときは脇中心を持ってそこから左右に均等に! がポイント

ピン! と広げた後、
1/3程ずつサイドか畳んで、幅や高さはケースに合わせます。
広げたときに極力ムダなシワがついていないように最後はふんわりと畳んであげるといいですよ。

美しく着こなすための大事なひと手間

畳みシワや、夏に多いリネンを洗った時にできるシワが、どうしても気になるときは、スチーマーを愛用しています。

ハンディタイプもたくさんありますが、私は業務用スチーマーを使っています。
気になったときにすぐにスチームできるのでアイロンとは別にスチーマーを持っておくと便利ですよ。

スチームをあてると衣類についたニオイなども軽減されるのでオススメです。
夏物は基本的にほぼ毎日洗濯ですが、すぐに洗濯しないものにはファブリーズなどのニオイを消してくれるスプレーを愛用しています。

Tシャツ類と、立てて収納するバッグ類など以外は、全て吊るして収納しているのですが、クローゼットに入りきらないものはハンガーラックにかけています。
ほこりよけ、日焼け防止も兼ねて前面にインドのサリーの布を垂らしています。

梅雨〜夏で一番気になるのは湿気!夏場は稼働しない冬物などは特に気になります。
そこで私は時々、引き出しや扉を全て開けてエアコンのドライで除湿対策をしています。

その他にも既成品の“湿気とり”はもちろんですが、吸湿性のいい新聞紙を活用して湿気対策をしています。
(ただし、インク移りが気にならないところに)

パンツハンガーに吊るしたり、敷いてみたり。
こまめに交換できるのでオススメです。

忘れてはならない、夏の必須アイテム!

次は夏場フル稼働するサングラス!
以前は玄関の棚上のスペースに突っ張り棒をして吊るし、ディスプレイ収納をしていました。

こうしておけば、一目瞭然だし、玄関の鏡の前でコーディネートをチェックしつつ選べるのも利点でした。

でも最近はこの吊るしではなく、お気に入りのアタのトレイに並べて陳列しています。

目が弱いのでサングラスは必須アイテムなのですが、ファッションに合わせてもっと種類を増やしたいな〜と目論み中です♪

夏は重ね着できない分、サングラスなどの小物をうまく取り入れて、ファッションに厚みをもたせるのがオススメです! サングラス慣れしていない方は、まずは自分の顔に似合うサングラスを選ぶところから始めましょう!
紫外線は目からかなり吸収されるようなので、健康面でもオススメと言えますよ〜。

最後はサングラスのオススメで終わりましたが、自分そのものを映し出す洋服類。
楽しくてラクな収納で、人や自分を慈しむように衣類も大切にしてあげてくださいね!
そして、夏もファッションを楽しみましょう!