【2021.2.15更新】
新しく収納スペースが欲しいけれど、増え続ける収納家具を置くスペースはもうないし…というお悩みをお持ちのかたは、「壁」の使い方を見直してみませんか?
基本的には空白スペースである壁は、使い方次第で収納場所になるんです。自分好みに壁面を収納スペースに変えられる「シューノ」を新設したお宅にお伺いして、使い心地を聞いてみました。
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kamome

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洗練され、統一感のある世界観で表現されるライフスタイルが幅広い世代の女性から人気のインスタグラマー。

https://www.instagram.com/lokki_783/

かもめさん(instagram ID:lokki_783)
かもめさん、ご主人、お子さんの4人暮らし
兵庫県加古川市
2階建て/64平米/注文住宅

注文住宅を建てたかもめさんご夫妻。2階建のお住いは天井までの吹き抜けがあり、1階には天井から柔らかな光が注ぎ込む空間が広がります。
2階は吹き抜け部分の周りが「ロの字」の回廊型になっており、仕切りがないのが特徴。おウチ全体を通して、流動的な開放感に溢れています。
収納に関しても、見せる収納がぺース。見えてもOKなものは積極的に見せる収納にし、細々したものは小分けにしてサイズ感を合わせたボックスなどに収納。
家族みんながわかりやすい収納を心がけているそうです。

<かもめさん宅の収納改善ポイント2> 1階の衣装部屋を2階に移動

1階の1室を、もともと壁面を使った家族全員の衣類収納部屋にしていたかもめさん宅。家事動線を考えて、バルコニーのある2階に衣装部屋を移動させます。

BEFORE

家族4人分の衣類を1階のひと部屋にまとめて収納していたかもめさん宅。

しっかりとした収納力はあるものの、洗濯機やバルコニー、お風呂や子どもが着替えるスペースが2階にあるため、家事動線が悪いことが悩み。

AFTER

2階のフリースペースに壁面収納を設置。L字の壁、どちらにもシューノを取り付け。向かって正面には小物も収納できるように短い棚板を重ね、左側にはコートやワンピースを裾がつかずにかけられるハンガーパイプをセット。「無印商品」の衣装ケースが下部にぴったりはまるように棚板の高さを調整しています。右手には窓の高さに合わせて低めのハンガーパイプをセット。丈の短いお子さんの洋服をかけて収納しています。

お気に入りの小物はお店のように並べて。オープン収納なら出かけるときにサッとピックアップできます。

かもめさんとご主人のパンツやカットソーなどの衣類もお店のように畳んで見せる収納。コーディネートが組みやすそうです。

手前のハンガーパイプにはお子さんの衣類をかけて収納。ハンガーを揃えることで見た目の統一感もアップ。

かもめさんは丈の長いワンピースやコートがお好み。丈の長さを順序よく並べて、ばらつきのない印象に。

衣装部屋の対面はバルコニー。「乾いた洗濯物をそのまま取り込んでしまえる家事動線の改善に繋がりました。」(かもめさん)

スッキリ見えのポイントは、余白を生かすこと。「ギチギチに押し込まず、まずは服を選ぶ段階から厳選することも大切にしています。」(かもめさん)

使ってみての感想

「やはり洗濯やお風呂後の着替えなどが、同じ2階で済ませられるようになったことが大きいです。家具を新しく買ったり移動させなくても、壁面収納で衣装部屋を作れるのはフレキシブルで便利。
いずれ子どもが大きくなったら、子どもの衣類は各自の部屋へ、夫婦の衣類だけの収納になるので、棚の数や幅をまた変更することも考えています。」(かもめさん)

「見せる収納」を取り入れて収納を楽しむ

収納空間を見直す時には、モノのしまい方だけを考えるのではなく「見せ方」も一緒に考えてみると、空間に余白が生まれ、お店のような収納を再現することができます。

そのためには、「モノを持ちすぎない」という考え方が大切になってきます。実際にかもめさんにお話を伺うと、「ここに収まりきらないモノは買わない、増やさない」というルールを持っているとのことでした。

いきなり断捨離をしてミニマルな生活にシフトするのは難しいので、このシューノのようなオープンで見える収納にすることで、モノを管理する→必要・不必要を可視化し、少しづつモノを減らしていけば、かもめさんのような美しい収納を実現することができます。

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