藤原千秋

藤原千秋

「家のなか」の事をテーマにウェブ、雑誌、書籍、新聞等で執筆。大手住宅メーカー営業職を経て2001年よりAllAboutガイド。『きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)等、著監修書多数。2020年より東京中日新聞にてコラム『住箱のスミ』連載中。2018年よりTBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』月1レギュラー出演中。

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4月4日-4月19日は清明「(せいめい)」。すべてのものが清らかに生き生きする気持ちのよい頃

4月4日頃からはじまる清明は、長い冬から目が覚めて、いきとしいけるすべてのものが生き生きと活動しはじめる躍動感あふれる時期です。
室内では、観葉植物や草木も春の気配をキャッチして、芽吹きの準備をはじめるころ。より生き生きと育ってもらうためにも、この時期にグリーンまわりの小掃除を実践してみましょう。

4月上旬の暮らしデータ

●平均気温 12.7℃
●平均降水量 48.3mm
●相対湿度 60%
出典:気象庁ホームページ

グリーンの掃除は上から下へ。まずは葉部分からお手入れを

グリーンは意外とホコリが溜まりやすい箇所でもあります。背が高いものもあるので、上から下へ、葉部分から根の方に向かう順で掃除を進めると効率的です。
デリケートな葉部分は、マイクロファイバーなどの素材で作られた「お掃除手袋」でのお手入れがおすすめ。ふきんなどでも代用できますが、細かい部分も優しく拭ける手袋が1セットあると何かと重宝します。

手袋をつけたら、両手で優しく葉全体を撫でるようにしてホコリをキャッチしましょう。すべての葉をサッと拭いたら、植木鉢の掃除に移りましょう。

虫対策にもなる、植木鉢まわりの小掃除

少し前の節気「啓蟄」は、虫が土から目覚める頃でした。冬は静かだった観葉植物付近で眠っていた虫が目覚めるのもこの頃!

とくに出会いたくない「G」も、観葉植物まわりでは遭遇してしまうことも。
というのも、室温25度~30度程度、程よい湿気(水分)、エサ、暗くて湿って狭い空間、という観葉植物がよく育つ環境は、ゴキブリの好む典型的な環境だからなんです。

とくに格好の隠れ場所となるのが、土まわりと植木鉢の受け皿。まずは土の掃除からはじめていきましょう。

土部分の小掃除

両手に使い捨ての手袋をしたら、植え込みの土の上部を少し剥がすように取り除きましょう。パッと見はそこまで汚れていなくても、土の上部にはホコリやカビ、虫の卵などが蓄積していることも。
ホコリや虫の卵らしきものが付着していないかを観察しながら軽く剥がし、土が足りなくなったら補充していきましょう。

鉢のまわりも掃除の盲点になりやすい箇所。水やりの水が飛び散ったり、土が流れていたりして汚れやすい場所です。
マイクロファイバークロスとエタノールを用意し、土に薬剤がかからないように拭きあげていきます。

土の掃除が終わったら、植木鉢を移動させて受け皿もサッと水洗いを。たまには受け皿を外し、湿った空気を追い出すだけでも虫対策には効果的です。

土=菌がいるもの。土自体を変更するのも一手

そもそも土は、植物や虫、動物といった生き物の死骸(が分解されたもの)。当然土にはさまざまな「菌」がたくさん含まれています。虫が湧いたりカビが生えたり…というのも当然のことなんです。

菌や虫が心配だけど、それでもグリーンを飾りたい!という場合には、普通の土と異なる特殊な植物用土(雑菌が繁殖しにくい作用を持つものなど)に植え替えを行うのも一つの方法です。
日々のお手入れを行いながら、植え替えに適したころに土自体を変えてみるというのもよいでしょう。

フェイクグリーンも合わせて小掃除

フェイクグリーンは、土の菌や虫の心配も不要!ということで、ずーっと同じ棚の上に鎮座している…なんてことはありませんか?
そのフェイクグリーンにも、しっかりとホコリは積もっています。

お手入れは本物のグリーンよりもずっと手軽。柔らかいハタキでさらっと表面を拭くだけです。
ここで水拭きなどをしてしまうと、よりホコリがくっつきやすくなったり、葉の色が色落ちしてしまったりする可能性もあるので要注意。

日々にうるおいを与えてくれるグリーンも、定期的に小掃除するだけで気分がよりスッキリ!この季節に、ぜひ試してみてくださいね。

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