8月7日-8月22日は「立秋(りっしゅう)」。暦の上では秋の始まり、でも実際は夏の旅行シーズン!
立秋は暦の上で秋の始まり。暑さの中にも、朝夕に涼風が感じられる時期です。とはいえまだまだ暑さ本番なのが、最近の夏。
そして夏休みや帰省などの旅行シーズンでもあるのがこの時期です。
かなりの暑さの中、家を数日空けるのは不安がありますよね。帰宅してからも気持ちよく過ごせるよう、「人の不在」を逆手に取った掃除術をお伝えします。
8月上旬の暮らしデータ
●平均気温 27.4℃
●平均降水量 35.8mm
●相対湿度 73%
出典:気象庁ホームページ
旅行前にしたい掃除①人の不在時に虫対策

帰宅後は清潔なベッドでゆっくり休めるようにお出かけ前に一工夫を。
出発日の朝に、ダニの誘引効果のあるダニ捕りマットをベッドパッドや敷布団の下、リビングなどの布ソファの座面の下に敷いておきましょう。
ダニは人の気配のない時や、夜間に活動するので、何日か家を空ける時は対策をする絶好のタイミング。

あまり考えたくはありませんが、人が不在の家の中は虫たちが縦横無尽に歩き回れるタイミングでもあります。帰宅後に「ぎゃっ!」となりたくない方は(みなさんそうですよね)、毒餌剤やゴキブリ捕獲器をセットしておくのもおすすめ。
毒餌剤や捕獲器はキッチン、洗面所、玄関などの薄暗い場所など10箇所程度に設置するのが効果的。
旅行前にしたい掃除②お風呂を使わない数日間に、燻煙剤で防カビ効果てきめん!

旅行や帰省で家を空ける数日間。そのタイミングを活かして、お風呂に「防カビ燻煙剤」を使ってみませんか?
人の出入りがないからこそ、有効成分が浴室内にジワジワ定着し、カビの発生をしっかりブロック。
帰ってきたとき、清潔なお風呂が待っていると、それだけでちょっと気分が上がります。
旅行前にしたい掃除③排水溝に塩素系漂白剤をひと吹き。むわっと臭にさよなら

楽しい旅行から帰宅したら「あれ?嫌なニオイが充満…」なんてことにならないように。
真夏に数日間家を空けると、排水トラップ内の封水(ふうすい)が蒸発して、下水管からニオイが上がってくることがあります。
気持ちいい空間に帰ってくるためにも、出発前に、キッチン・洗面所・浴室などの水を流して封水を満杯に。そして排水口に塩素系漂白剤スプレーをひと吹きしてみてください。
殺菌・消毒効果でニオイの元をブロックし、帰宅後も気持ちよく過ごせます。
旅行前にしたい掃除④マットレスなどを部屋干ししてジメジメから守る!

せっかく数日間家を空けるなら、不在中の環境を“お手入れタイム”に活用してみるのも手です。
たとえば、湿気がこもりがちな寝具。普段なかなか干せないマットレスや敷布団は、壁に立てかけたり椅子にかけたりして、空気に触れさせた「部屋干し」状態で出かけるのがおすすめです。
人の体温や湿気が抜けやすくなり、帰宅後はジメジメと無縁の寝心地に!
旅行後にしたい掃除⑤キャリーバッグの拭き上げで匂いもスッキリ

旅行から帰ったら、キャリーバッグやカバンのお手入れも衣類のお洗濯と同時にやってしまいましょう。
いろんな場所を一緒に巡ったバッグ、汚れは外側だけ、と思いがちですが、意外と内側にも見えない汚れや湿気が残っていることがあります。
濡れた衣類や洗濯物を入れることで、雑菌やニオイの元がこもりがち。
そんなときは、消毒用エタノールスプレーを使って内側も外側もまるごと拭き取りを。
次のお出かけも気持ちよくスタートできますよ。
人の不在を逆手に取ったかしこいおうちケアで、帰宅後も快適に!
旅行前は虫やカビ対策、排水口のお手入れ、寝具の部屋干しで、人の不在を逆手に取ったお家ケアを。帰ってきたらキャリーバッグもサッと拭いて清潔キープ。暑さが厳しい立秋の季節だからこそ、ちょっとしたひと手間で帰宅後の気持ちよさがグッと変わりますよ。どれも旅行前に簡単にできるアイデアばかり!一手間を加えて、夏の旅を心置きなく楽しめますように!