1月20日〜2月3日は「大寒(だいかん)」 一年で最も寒さが厳しい頃
大寒とは、一年で最も寒さが厳しくなる頃という意味。この時期を過ぎれば、少しずつ春の気配が近づいてきます。暮らしの二十四節気も、今回が最終回。最後にお伝えするのは、冬の洗濯の悩みを解決する「部屋干しのコツ」です。
冬は天気が良くても洗濯物がなかなか乾かない…そんな日が続いているこの頃。実は、冬の外干しは思っているほど効率的ではないのです。この時期だからこそ知っておきたい、洗濯物を上手に乾かす方法と、気になる部屋干し臭を防ぐコツをご紹介します。
1月下旬の暮らしデータ
●平均気温 5.2℃
●平均降水量 27.1mm
●相対湿度 51%
出典:気象庁ホームページ
冬の洗濯物を上手に乾かす方法
晴れた日に外干ししたのに、夕方になっても洗濯物が湿っている。冬場はそんなことが増えますよね。その理由は、空気の「水分を湛える力」にあります。
冬の外干しが乾きにくい理由
洗濯物の乾燥に必要なのは、その日の晴れ具合ではなく、空気がどれだけ水分を抱え込めるかという力。この力のことを「飽和水蒸気量」といい、気温が低いほどその量は減ります。つまり、気温の低い冬の空気は、いかに乾燥していたとしても洗濯物の水分を奪いにくい。だから乾きにくいのです。
一方、暖房で気温を20度程度に温めた室内は、はるかに空気中に水分を蓄えられる分、洗濯物が乾きやすくなります。冬こそ、室内干しが正解なのです。
室内干しを早く乾かす3つのポイント
ポイント1:サーキュレーターや扇風機を併用する
気温が高い環境でも、洗濯物に十分な空気が触れなければ水分を奪ってもらうことができません。部屋干しをする際には、サーキュレーターか扇風機の併用はマスト。空気を循環させることで、乾燥スピードが格段に上がります。
ポイント2:干す場所を工夫する
エアコンの風が届く位置に室内物干しを置いたり、除湿機の風が当たるようにしたりといった工夫も効果的です。ただし、エアコン送風口に直接吊るすのはご法度。故障の原因になります。
また「日が当たるから」という理由だけで窓辺に干すのはやめましょう。特にカーテンレールに引っ掛けるとカーテン布にカビやダニを発生させて非常に不衛生。住まいの中ではなるべく乾燥しがちな広い空間に干すのが乾燥を早めるのでおすすめです。
寝室に干すとよく乾きますが、それは布団が湿気を吸ってくれるため。布団がカビたりダニが増える原因になるので、寝室干しも避けた方が無難です。
ポイント3:洗濯物の間隔を空けて干す
洗濯物同士がくっついていると、空気が触れにくくなります。できるだけ間隔を空けて干すことで、乾燥時間を短縮できます。
部屋干し臭を防ぐには?
部屋干し臭は、「洗濯機がそもそも汚い」「洗濯物がしっかり洗えていない」「乾燥までに時間がかかりすぎる」のが発生の三大原因です。それぞれに対策を講じることで、嫌な臭いを防ぐことができます。
洗濯槽を定期的に掃除する
洗濯槽の汚れに目をつぶらず、クリーナーなどを使用しての洗濯槽掃除を2ヶ月に一度程度の頻度で行いましょう。洗濯槽の裏側に潜むカビや雑菌が、部屋干し臭の大きな原因になっています。
洗濯物に洗い残しをしない
洗濯物は詰め込まずゆとりを持って洗い、洗剤を規定量以上勝手に入れないこと。洗剤の入れすぎは、すすぎ残りの原因になります。ちゃんと落ちているかな?と不安なときは、すすぎの回数を増やすか、手動で水量を増やすのも効果的です。
洗濯後はすぐに干す
洗濯が終わったら時間をあけずに干すか、乾燥機にかけましょう。洗濯機の中に放置する時間が長いほど、雑菌が繁殖しやすくなります。
匂いの強い柔軟剤で誤魔化すのは最悪手。根本的な原因を解決することが、快適な部屋干しへの近道です。
季節に合わせた暮らしの工夫を
一年を通して、季節の移り変わりに合わせた掃除や家事の工夫をお伝えしてきた「暮らしの二十四節気」。季節の特性を理解して、それに合わせた暮らし方をすることで、毎日がもっと快適になります。これからも、季節の変化を楽しみながら、心地よい暮らしを続けてくださいね。