コンパクトなスペースながら、家族全員が毎日使う洗面台まわり。それだけに、油断するとすぐに物であふれてしまいます。スムーズに身だしなみを整えられる美しいスペースにするためのコツを、生活研究家・阿部絢子さんに教わりました

阿部 絢子

阿部 絢子

生活研究家、消費生活アドバイザー。整理収納から食、掃除など、生活全般に渡る知識を生かした著作多数。

http://ayakoabe262.jp/

理想のスペースづくりは、使用目的を知ることから。

快適な洗面スペースを作る第一歩としてまず考えたいのは、使う目的をはっきりさせること。一般的には、

①顔や手を洗う
②メイクをする・メイクを落とす
③髪を整える
④歯みがき
⑤洗濯(手洗い)

といったことが挙げられます。生活研究家・阿部絢子さんの場合は、そこに

⑥健康チェック(顔色や口の中の状態を確認する)

が加わるとのこと。このように、洗面台まわりは狭いながらも数々の役割を果たしていることがわかります。

「家庭ごとの目的がわかったら、そこで使うものだけを選び、分類して収納します。洗面台の収納スペースは、意外と少ないもの。置くものを選び抜いたり、容量の少ないものをセレクトしたりする必要があります。そして、よく使うものを使いやすい位置に収納することで、快適な洗面台まわりに変えられますよ」

このステップに沿って洗面台まわりを見直せば、そこでの動線は最小限にできるはず。忙しい朝も余計に動きまわったり、あちこち探しものをしたりして時間をムダにすることがなくなります。

次回『コンパクトでも使い勝手のよい洗面台まわりを手に入れる』からは、具体的な方法をご紹介していきます。

(つづく)