こんにちは、ゆーへーです。今回は、わが家の事例を例にとって、上手な廊下・納戸の収納を、紹介・解説します。
わが家の廊下・納戸には、3つの収納スペースがあります。それぞれ、どこからでもアクセスしやすいように、2階の中心あたりに位置しています。
こどものおもちゃはフリーザーバッグを使って納戸に収納
まず1つ目は納戸の収納を、ご紹介。前回お話ししましたが、わが家のリビングには収納場所がありません。リビングの収納家具をファースト収納としたら、こちらはセカンド収納といったところ。写真の通り、モノがぎっしりと収納されています。
こどものおもちゃも、コンテナボックスに入れて納戸に収納。細かくて散らかりやすいモノは透明や半透明のファスナーつきフリーザーバッグにまとめ、納戸のポテンシャルを生かす工夫をしています。大きなモノはおもちゃが入っていた箱を補強しながら収納として使っています。
納戸の棚は、すべて可動式に
必要以上に収納スペースがあると、ついモノを置いてしまいがちなので、「ここに収まる分まで」と数を制限しました。あふれたモノは処分するか、こども部屋へ移動させます。
リビングにおもちゃを置かなかったり少なく制限したりすると、はじめは「かわいそうかな?」と感じましたが、こどもたちは納戸から取り出してきたり、テレビを見たり、体を動かしたりと何かしら遊びを見つけているので、特に問題はありませんでした。
納戸の棚は、すべて可動式。収納したいモノが変わったり家族が増えたり……といった暮らしの変化とともに棚の高さを変えられるので、本当に便利です。
納戸は見た目より使いやすさを重視
“リビングのセカンド収納”という役割にとどまらず、納戸にはドライバーなどの使用頻度の低いモノ、テレビの配線やおウチのメンテナンス用品、電池や電球などのストック品も収納。また、ダイニングで使うことの多いミシンや布のストック、キッチンには収まらないサイズのホットプレートなども、しまっています。
細かいモノの収納には、半透明のキャスターつきボックスを使っています。上から覗かないと中が見えないタイプはキレイな見た目なのですが管理しづらいので、何が入っているか分かりやすく目立ちすぎない半透明タイプがおすすめです。ほんの小さなことですが、探す手間が省けるので、時間の節約にもなりますよ。
ラベリングをして、家族みんながどこに何があるか分かるようにすることも、大切です。そもそも納戸は誰かに見せる場所ではないので、見た目より使いやすさを重視しています。
納戸最大の用途—こどもの衣類収納は「無印良品」のスチールユニットシェルフを利用
そして納戸最大の用途は、こどもの衣類収納です。ここにある理由は、1階にあるこども部屋に持っていくのが面倒だから(笑)。おウチの設計上、2階に水回りがあり、家族の寝室も2階なので、室内干しをして乾いたら、すぐに収納することができます。いずれこどもたちが大きくなって各自の部屋を持つまで少々窮屈(きゅうくつ)ですが、仕方ありません。
衣類収納棚として使っているのは、「無印良品」のスチールユニットシェルフ。高さにバリエーションがあり、オプションで形を変えられたり、使わないときは解体できたりと機能性抜群。ずっと変わらない規格サイズや棚に合うサイズのボックスが多く販売されていることなど、カスタム性が高いのもポイントです。
廊下にある扉の収納方法
最後は、扉式の収納を2つ、紹介します。
まず、写真の大きな扉の収納。奥行きがあまり無いので、掃除道具やティッシュなどの比較的コンパクトなモノを置いています。
ここでも半透明のボックスを使っているのですが、使用用途が似たモノ同士でまとめていて、例えば「除菌・消毒」「虫除け」といったように、分類しています。分類のポイントは、決めすぎないこと。決めすぎると収納するときに悩んでしまうので、ざっくり分けるようにしています。
次は、大きな扉の奥にある小さな扉。ここには歯ブラシやコンタクトレンズの洗浄液などのストック品を置いています。あまり使いやすい場所とはいえないのですが、納戸には使用頻度の高いモノやリビングで使うモノ、大きな扉の収納には掃除用品、小さな扉の収納には水回りで使うストック品、というように場所ごとの分類ができたので、小さいスペースでも収納場所があってよかったなと感じています。
次回はキッチン収納についてご紹介します。お楽しみに。
2021.2.5更新