棚の高さ変えられたり、ハンガーパイプを取り付けられたり、その自由度の高さが魅力の可動棚。今回は洗面所収納に可動棚を取り入れたというmiomioさんからお話を伺いました。

miomioさん

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注文住宅から建売住宅へ住み替えという珍しい選択をしたインスタグラマー。得意のDIYで理想の空間づくり。

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棚と木製ハングバーを使い分け!収納したいモノに合わせてカスタマイズ

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わが家の洗面所の可動棚は、中段をふたつに分けて使っています。左側は、通常の棚になっていて、タオルや洗い分けする洗濯物、パジャマ類を入れておけるカゴを設置。右側は木製のハングバーにして、夫の仕事着を掛けたり、冬にはコートを掛けたりしています。

棚の上段は、あまり使わないモノやストック類をボックス収納。下段は可動棚にはせずに、長い台を取りつけ、その下に衣装ケースを置いて靴下やハンカチなどの小物を収納しています。おかげで収納力もアップし、台の上は一時的に畳んだ洗濯物を置くこともできるので、とても使いやすいです。

空間を広く見せることができるオープン収納の強み

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住み始めた当初は棚がなく、引き出しのみを置いていたのですが、収納したいモノが増えたり、家事動線的に不便に感じたので収納を増やすことに。そこでせっかくなら圧迫感を出さずに収納量を増やしたいなと思い、収納するモノに合わせて、高さや棚数を自由に変えられる可動棚を選びました。可動棚は以前住んでいたおウチでも採用していて、そのときも便利だったので即決でした。

可動棚を取りつけるときに困ったことは、棚柱は間柱が入っている場所に打つべきなのですが、欲しい場所に間柱がなかったこと。そういったおウチの壁の事情と照らし合わせながら設置しないといけないのは少し大変ですね。

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洗面所は1階にあるのですが、もともと1階には収納が少なかったので、この可動棚を取りつけてからは、2階のウォークインクローゼットまで取りにいく手間も省けて、本当に便利になりました。

可動棚は部屋の雰囲気や、生活スタイルによって見せる収納にすることも、可愛いボックスやカゴを使って、隠す収納にすることもできるのが魅力だと思います

可動棚博士のチェックポイント!

可動棚博士

可動棚博士

脱衣洗面所には、ホワイトの金具と色の薄い木棚の可動棚システムが映えますね! この脱衣洗面所は何をするところで何を収納するべきか、きちんと把握されていて管理がしやすい工夫がなされています。

モノの量と収納力をきちんと把握されていて、可動棚を便利に使いこなせていると思います。使う頻度や使う人に合わせた高さに棚を調整している点や、ハンガーパイプを取り入れている点もすばらしいです!

miomioさんの可動棚玄関収納「ここがGOOD!」

ポイント1. 棚の左右で使い分け

可動棚の良いところは、左半分は棚に、右半分はハングバーに、というような使い方ができること!取り外しが簡単なため、スタイルに合った収納にカスタマイズできる点が魅力です。例えば、これだけ横幅があるスペースで、すべて棚板にしていたら、きっと棚を持て余し、使い勝手の良い収納とは言えない状態になっていたと思います。
miomioさんは、使う分だけ棚にして区切りをつけ、半分を木製のハングバーにして旦那さまの衣類を掛けるという使い方で収納を効率よく増やしました。このように左右に区切りをつけると、収納する方法や、モノに合わせた収納を無理なく行うことができますよ。

ポイント2. お風呂と洗濯の動線上に設置

miomioさんの場合、脱衣所とお風呂は近い位置にありますので、そこで脱ぐ・身体を拭く・洗濯をする・服を掛けるという4つのアクションを同時に行うことができるように可動棚収納を設置されています。
もしタオルはあっちの収納、衣類を掛けるのはこっち、みたいな収納方法だったらどうでしょう?すべてがバラバラのアクションになってしまい、不便でストレスが溜まってしまいますよね。 ここで必要なモノを1箇所に集約しアクション数を減らせるmiomioさんの可動棚収納、とても便利なのではないでしょうか!そして、可動棚は生活スタイルの変化に応じてカスタマイズすることができます。家族の成長でタオルの枚数が増えても、服の量が増えても棚を増やしたり減らしたりできるので、ずっと使い勝手の良い収納であり続けてくれます。
miomioさんの脱衣洗面所の収納が今後どのように変化していくのか楽しみです!

これから脱衣洗面所に可動棚収納を取り入れたい方へアドバイス!

脱衣洗面所の中でも、可動棚収納は取り付ける場所が大切になってきますが、便利に使うためにはやはり洗濯機付近への設置がおすすめ。洗濯機をどこに置くか、洗濯機の大きさはどれくらいなのか、可動棚はどれくらいスペースを取れるのか、という点を考えて設置してみましょう! また、可動棚を設置できるのは、間柱などの下地がある場所に限定されてしまいます。もし今現在、新築を計画されていて、可動棚をどこにでも自由に取り付けたいのでしたら、壁に下地合板(ベニヤ)を一面に入れてもらいましょう。そうすることで可動棚収納をどこにでも設置することができます。

下地合板(ベニヤ)

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