棚の高さ変えられたり、ハンガーパイプを取り付けられたり、その自由度の高さが魅力の可動棚。今回はリビングに可動棚でメイクスペースを設けたayaさんからお話を伺いました。

ayaさん

ayaさん

グリーン好きのインスタグラマー。ナチュラルな空間にグリーンが溢れ、収納とインテリアのバランスがちょうどいいおウチ。

https://www.instagram.com/miya_aya1122/

デッドスペースになっていた収納棚をドレッサー化

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こちらが私のメイクスペースです。以前は、普通の収納棚として使っていましたが、だんだんとスマートな整理整頓の習慣がつき、モノが減るにつれて空きスペースがもったいないなと感じるように。何かに生かしたいと考えたときに、デスクにしたらいいんじゃないかとひらめき、メイクスペースをつくることにしました。

2階にある自室にはドレッサーがあるのですが、メイクをするためだけに2階に上がったり、エアコンをつけたりするのは面倒だなと感じていたこともきっかけになりました。

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一番上の棚には取り出しにくさや地震など防災のことを考え、ペーパータオルやキッチンペーパーなどの軽いモノを収納。手元や机の上の棚にはネイル、コスメを中心に、このデスクで料理のレシピを書くこともあるのでノートや筆記用具なども収納しています。また、一番下の空間はデッドスペースになっていたので、太陽光発電の蓄電池を設置してもらいました。

料理中の一休みや事務作業にも使える万能スペース

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メイクスペースに使っている可動棚はおウチを購入したときに初めから設置してあったもの。空間の上の方までムダなく使えたり、真ん中を広めにしてデスクとして使えたり、使い勝手がよくてお気に入りです。キッチンの隣にあるので料理中に座って休憩することもあり、ちょっとした秘密基地感も嬉しいところ。ただ近くにコンセントがないので、それさえ解決すればさらに使い方が広がる気がしています。

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可動棚を実際に使ってみると分かるのですが、すべてのモノをカゴやボックスに入れて収納してしまうと圧迫感が出て、部屋が狭く見えてしまいます。うまく使うには3分の1くらいをインテリアや見せる収納でレイアウトすることがポイントかなと思います。

可動棚博士のチェックポイント!

可動棚博士

可動棚博士

脱衣洗面所には、ホワイトの金具と色の薄い木棚の可動棚システムが映えますね! この脱衣洗面所は何をするところで何を収納するべきか、きちんと把握されていて管理がしやすい工夫がなされています。

ayaさんのメイクスペース可動棚玄関収納「ここがGOOD!」

ポイント1. 収納量は腹八分目

可動棚は、棚の枚数を容易に増やすことができたり、高さを変えられたりする便利さがある半面、収納量も大きく増えます。実は収納量が増えることは必ずしも良いことばかりではないんですね。例えば、スペースを埋めようとして必要以上に収納した結果、ごちゃごちゃしてしまう、といったネガティブな側面があります。
ayaさんのように、適量または少しゆとりを持たせて収納する腹八分目収納にすると、余白ができてトータルで見栄えの良い収納空間になりますし、インテリア性が高まりますね。

ポイント2. デスク代わりにする発想

可動棚の魅力は、自由に収納棚を取りつけられることだけではなく、デスク代わりにできるという柔軟性もあります。さらに、座ったときのデスク天板の高さを自分好みに調整できるので、まさに自分だけの空間になります。自分だけの便利でおしゃれな空間なら、メイクも楽しくできますね!

ポイント3. 行動アクション数の減少

最後に、収納スペースではなく、どれだけ行動のアクション数を減らせるかという点に着目してみます。ayaさんの場合、わざわざ2Fに行くのが面倒とのことで、「ここでメイクができたら楽だよな」という発想から生まれた素敵な空間だと思います。
「いかに便利に、いかに楽に出来るか」
1階でメイクができるようになったayaさんは、1回のメイクにつき、1分くらいの時短と30~50歩ほどのアクションを減らしていることになります。とお仕事やたくさんの家事で忙しくしているからこそ、収納のアクション数を減らすことを考えたいものです。

これからデスク収納を取り入れたい方へアドバイス!

デスクにする天板は、20mm以上のものにしましょう!薄すぎるとペラペラな感じがすることと、板が湿気や熱で反ってしまう可能性があります。また、床からの高さは700mmが通常の高さです。この高さを基準に、自分に合う高さに調整をしていくのがおすすめです。

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