棚柱から棚板が外れなくなった!慌ててしまうそんな時の対処法をお伝えします。

HOUSTO 編集部

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そもそも可動棚って?

収納を考えていると必ず生まれるのが「この棚があと10cm高ければ……」という悩み。スパッと解決してくれるのは「可動棚」かもしれません!
可動棚とは、棚板を上下に自由に動かせる棚。壁に棚柱という支柱を固定し、そこに設置した棚受けに棚板を渡す仕組みです。棚柱にはいくつも棚受けの差し込み穴があるので、高さを好きなように変えられるのが魅力です。
扉のないオープン棚だから、扉を開ける幅が取れない狭小住宅でも大丈夫。見せる収納としてディスプレイも楽しめます。

棚板が外れなくなった時の対応方法

棚板を久しぶりに動かすときは、外れにくくなることもあります。力任せに外してしまうと、金具が歪み使えなくなってしまうことも……。コツを押さえて慎重に動かしましょう。

まずは収納物を移動して、棚をカラの状態に。それから棚板を下から軽くトントンと叩くと外れやすくなります。それでも外れにくいときは、棚受け金具の下にタオルなどの布をあて、ゴムのハンマーなどででトントンと叩いてみて。ゴム手袋や滑り止め付きの軍手をすれば、棚板をしっかり握れて作業しやすいうえ、ケガ防止にもなります。

棚板が外れない!を予防する方法

棚板が動かなくなるときは、さまざまな原因があります。ご自宅の条件に応じて、予防対策をしておきましょう。

湿度対策をする

湿気の多い環境だと、棚受けのサビが発生しやす区なり、それが原因で外しにくくなることがあります。こまめに空気を入れ替える、風通しの良いレイアウトにする、除湿器を活用するなどで、湿気がこもらないようにしましょう。

たまに棚板を外して可動の確認をする

棚板をときどき外して動かしてみることも、メンテナンスとして意味があります。金属部分は乾いた布で埃や湿気を取り除いておけば、サビも防げます。

対荷重を超えるものを乗せない

荷物が重すぎることが原因の場合も。重みと圧力で棚板が固定されて外れにくくなることもあるので、耐荷重を守って使いましょう。

棚板が外れない!を予防する方法

DIYで設置した場合、ちょっとしたミスで動かなくなっていることも多々あります。注意点をチェックしてみましょう。

棚板のサイズが合っていない

棚柱の幅と棚板のサイズが合っていないのに、無理にはめていませんか? その場合は棚柱の幅の採寸をやり直し、棚板とのサイズのずれがないよう取り付け直しましょう。

取り付け位置が高すぎる

高すぎる場所に棚板を設置すると、確認がおろそかになり、きちんと取り付けができていないケースが意外と多いものです。作業しやすい高さにすることは大切なこと。いちばん使う人の身長に合わせて設置し直すのもいいかもしれません。

棚板はつけっぱなしではなく時々メンテが鉄則

トラブルには必ず原因があります。可動棚の棚板が動かないときも、その原因を突き止めて、取り除けば大丈夫。せっかく設置した可動棚だから、ときどきはメンテナンスをして、長く安全に使ってくださいね。

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