さまざまなメーカーから発売されている可動棚。メーカーの既成棚板もありますが、棚板自体はDIYも可能なんです。お部屋にマッチするインテリアや、置くものに合わせて棚板をDIYしたい時は、どんな素材を選ぶと良いのでしょうか。棚板材の種類や選び方のポイントをご紹介します。

HOUSTO 編集部

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そもそも可動棚って?

収納を考えていると必ず生まれるのが「この棚があと10cm高ければ……」という悩み。スパッと解決してくれるのは「可動棚」かもしれません!
可動棚とは、棚板を上下に自由に動かせる棚。壁に棚柱という支柱を固定し、そこに設置した棚受けに棚板を渡す仕組みです。棚柱にはいくつも棚受けの差し込み穴があるので、高さを好きなように変えられるのが魅力です。
扉のないオープン棚だから、扉を開ける幅が取れない狭小住宅でも大丈夫。見せる収納としてディスプレイも楽しめます。

可動棚の棚板は理想に合わせてDIYできる!

可動棚をもっと楽しみたいなら、棚板のDIYに挑戦するのはどうでしょうか?棚柱などとセットになっているものが多い棚板ですが、サイズをしっかり合わせれば好みの板材で理想に合わせて作れます。棚板を選ぶコツは、置きたいものや理想の棚を具体的にイメージすること。自宅のインテリアやテーマカラーに合わせて棚板をカスタムすれば、作り付けの収納棚のようにお部屋の完成度もアップします!

可動棚の棚板の素材はどこで買える?

棚板の材料を買うなら、身近なホームセンターに行くのがいちばん簡単。最近ではおしゃれな資材を揃えたDIY専門のホームセンターもありますよ。
大きさや重さが気になるときは、インターネットで購入も便利。オーダーしたサイズにカットされた木材が自宅に届くので、すぐにDIYが始められます。

初心者DIYでも扱いやすい!おすすめは集成材

最も扱いやすく入手しやすいのは、細かな木材を接合して作った集成材。木のさまざまな部位を使うので、割れや反り、たわみや歪みが少なく、強度もあります。天然の無垢材と比べて安価で、初心者のDIYにもぴったり。アンティーク風に塗装したり、オイルを塗って木の色味を活かしたり、自分好みに仕上げるのも楽しい!

見た目にこだわりたいなら、一枚板や無垢材など表情のある木製板

原木から切り出した無垢材や一枚板は、やや高価でも雰囲気は抜群。樹木の種類で違う年輪の入り方や色味など、木そのものの美しさが味わえるのは、継ぎ目のない一枚板ならではの魅力です。硬くて傷つきにくいウォルナット、木目の美しいヒノキ、耐水性の高いアカマツなど、それぞれ特長があります。年数が経つにつれて変化する色合いも楽しめますよ。

インテリアにぴったり合わせるなら化粧板

理想のインテリアに合わせるなら、化粧板がおすすめ。基材の表面にシートや薄い板を貼って美しく整えたもので、色柄が豊富です。白や黒のカラーボードなら、モダンなインテリアにぴったり。木目柄も色のトーンが幅広く、家具のテイストに合わせられます。樹脂シート貼りなら傷や汚れにも強く、キッチン周りにもおすすめ。長さも厚みも豊富なので、理想のサイズを探してみましょう。

DIYはあえてしない!メーカー純正品の棚板

わざわざDIYをしなくても、メーカーの純正品でも十分に選択肢があります。各メーカーともに一般的な住宅の規格に合わせ、あると便利なサイズやカラーで豊富に展開しているのです。加えて純正品なら、棚板と併せて使えるハンガーラックなどもぴったりサイズで揃えられます。純正品なら安全性も確認されているので、安心ですね。

可動棚の棚板をDIYする時に必ず確認したいことは?

棚板のDIYを成功させるコツは、資材の購入前に計画をきちんと立てること。まず確認したいのは、やはり安全性です。使用する可動棚のメーカーによって、推奨する棚板の厚みは異なります。説明書にある指定の棚板のサイズをチェックし、棚柱や棚受け金具の耐荷重も必ず確認しておきましょう。また、棚板の厚みや強度が足りないとたわむことがあるので、素材の特性も確認しましょう。安全に使うための計画をたてておけば、心置きなくDIYを楽しめます!

可動棚の耐荷重について詳しく知りたい方はこちら

自由な棚板カスタマイズで可動棚を楽しもう!

棚板を変えるだけで、お部屋の表情もガラリと変わります。ナチュラル、モダン、アンティークなど、お部屋のテイストは自由自在。棚板を自分好みの色や素材で選べば、理想のお部屋にまた一歩、近づきますね。

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