救急箱を開けたら、中身がぐちゃぐちゃ……。欲しい薬が見つからず、ひっくり返して探したり、実は持っているにもかかわらず同じ薬をいくつも買ってしまったりしたことは、ありませんか?
今回は、収納ケースの中でバラバラになってしまう薬をスッキリまとめるための収納術を4つの実例でご紹介! 有事のときに備えて、さっと薬を手に取れる準備をしておきましょう。
『HOUSTO』の人気著者直伝!こまごました薬や救急グッズを収納する方法をご紹介
目次
薬収納のコツ①|かさ張る外箱は処分。透明な保存袋にまとめて収納スッキリ(編集部・栗谷川)
スタッフコラムを機に、無法地帯だったおウチの薬収納を見直した編集部の栗谷川。
かさ張る外箱類はすべて処分し、保存袋に収納することで全体の量が減ってスッキリ。よく使うモノは背の低いボックスにいれて、収納棚の手前など取りやすい場所に収納。その他の薬は用途別にまとめて収納しています。
いつか使うかも……と溜めてしまいがちな病院処方の薬は使用期限を確認して、分からないものは思い切って手放しましょう。薬局でもらえるお薬手帳を活用することで、使用期限や用途などの管理もしやすくなりますよ。
薬収納のコツ②|工具箱と印鑑ケースで、こどもでも分かりやすいアイデア収納(こんぶさん)
モノトーンでまとめた統一感のある魅力的なインテリアが人気のこんぶさんは、薬や救急グッズの収納に「無印良品」の工具箱を使っています。写真左側の小分けボックスはなんと100均の印鑑ケース! 半透明で中身が見えるうえ、薬の用途別にまとめてラベリングすることで、こどもでも分かりやすいように工夫しているそう。
工具箱は、こまごましたモノの収納に向いているだけでなく、スチール製のモノもありマグネットが取り付けられるため、使い方の幅が広いところがポイント。今回のこんぶさんのように、マグネットクリップで湿布を挟んだり、処方箋を保存したりするのにも使えそうですね!
薬収納のコツ③|突っ張り棒でつくるテーブルの横のスペースを収納に活用(おさよさん)
暮らし上手の憧れの的として人気を博し、テレビやYouTubeでも活躍中のおさよさん。
薬やティッシュなど日常的に使うけれど生活感が気になる小物は、吊るして収納しています。テーブルの脚の間に突っ張り棒を渡すだけで、収納スペースに。S字フックで大きめのボックスも吊るすことができます。
目につく場所なので、吊るすモノは詰替ケースやバッグに入れ替えてスッキリ。使う量が決まっている薬やサプリは、1週間分をひと目で分かるケースに入れて保管。なんとなく見逃しがちな机の上のぐちゃぐちゃと、さよならしましょう。
薬収納のコツ④|使う場所に着目し、コップと水のあるキッチンに収納(本多さおりさん)
家づくりから収納術まで幅広い暮らしのアイデアが人気の整理収納コンサルタントの本多さおりさんは、外から見えて上からも見渡せる半透明の引き出しに、薬を収納しています。細かい処方薬は、透明で中身の見えるジップつきの袋に説明書と一緒に入れて保管。
「薬はリビングに置く」と考えてしまいがちですが、薬は水と飲むことが多いので、コップと水のあるキッチンに収納場所をつくるのがおすすめ。
使いやすい収納のポイントは「使う場所」に着目すること。モノの移動が減ると散らかりづらく、片付けもラクになります。
薬収納のポイントおさらい
用途や効能ごとにまとめるだけで一気に使いやすくなる、薬収納。薬は出し入れが多い場所でもあるので、定期的に見直すことも大切です。
「普段見えない場所だから、ごちゃごちゃしていても、いいや」。そう思って、薬収納を放置していませんか? 思い切って整理整頓すれば、見た目も使い勝手も気分もスッキリしますよ!