憧れの注文戸建て住宅。自由度が高いだけに、収納スペースをどうしよう?と悩まれる方も多いのでは?実際の暮らしに活かしやすい参考になる設計の工夫や、インテリア〜収納のアイデアをご紹介します。

HOUSTO 編集部

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『HOUSTO』の人気記事でわかる!注文住宅の間取り・収納実例

注文住宅の間取り・収納実例①|敷地面積26坪のコンパクト住宅

建築家の玉上貴人さんが手がけた、小さな建坪の注文住宅例です。ムダを削ぎ落とし、理想を叶える戸建てが完成しました。敷地面積は26坪、高低レベル差のある2つの道路に挟まれた車通りの多い立地で、本来は住宅に向かない場所だったといいます。

採用したのは、都会の狭小地で住宅をつくるセオリー。外側からの視線を遮ってプライバシーを守り、内側は明るく開放感のある設計プランです。

なるべく生活感を消してリゾートホテルのような雰囲気で暮らしたいという希望を叶えるために、視覚的なノイズを生み出す目立つ家電は全部しまえるように設計。キッチンに造った天井まで届く収納扉の内側に、キッチン家電をしまい込めるようになっています。背の高い造作収納は、空間の広さを演出する効果もあるのだとか。

玄関横のスペースは、引き戸付きの土間に。階段下のスペースも見逃さず、収納スペースが作られていました。

小さな建坪でも、はじめに持ち物を把握し、それに合わせた造作収納を作ることで、まるでギャラリーのような暮らしを叶えた良例です。

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注文住宅の間取り・収納実例②|シェアオフィスを併設し、住宅ローンをフォローする戸建て

床面積136㎡の注文住宅を建てられたあやさん。

このお住まいの特徴は、なんといっても一階にシェアオフィスがあること!仕事部屋を作る予定だった場所を少し広げ、シェアオフィスの運営をすることにしたのはなぜ?
「一人で使うには広すぎる。だったらシェアオフィスにしよう、と。自分自身もシェアオフィスを利用したことがあるし、設計経験もあるのでイメージしやすかったんです。月々のローンを賄えるくらい安定した収入になっています」(あやさん)

自宅部分は、小さなスペースも見逃さずに収納に。こちらはキッチンパントリーの写真。あえて奥行きを浅く作ったため、一目で何が入っているかを見渡せて便利なのだそう。

寝室は北向きで、「寝ること」に特化した空間に。北向きだから朝も明るくなりすぎず、天井にはなんと照明はナシ!夜はブラケットライトだけで過ごす、ホテルライクな寝室です。

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注文住宅の間取り・収納実例③|16坪の建坪で、広々見せる細部の工夫

都心に住むことにこだわり、16坪の土地を購入して注文住宅を建てた秦泉寺里美さん(@jzjstm)。狭小住宅ならではの工夫や内装について詳しくお話を伺いました。

2階にあるリビングダイニングがこちら。キッチンを対面やアイランド式にするのではなく、あえて壁づけにすることで、続くダイニングのスペースを確保。2人以上が並べる広々したワークトップも叶いました。

置き場所が悩ましいキッチン家電類は、キッチンを飛び出してリビングダイニングスペースにまとめて配置。キッチンから離れた場所であっても、ダイニングスペースの収納も兼ねるナイスな配置です。

こちらは玄関の様子。土間をL字に敷くことで、決して広くない空間でも二人以上並んでお出かけの用意ができる工夫です。

3階には広々としたホームオフィスが!「夫婦ともにテレワーク勤務の日も多いので、3階の書斎は必要不可欠でした。」(秦泉寺里美さん)

デスクの下は大容量の本棚にして、空間を有効利用。可動棚になっていて、本の判型に合わせムダのない収納になっています。 ちょっとしたアイデアの組み合わせで、小さな建坪でも広々とした暮らしが叶う好例です。

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注文住宅の間取り・収納実例④|14畳用エアコン一台で全館空調を叶えた注文住宅

ARISAさん(@a.home_924)の注文住宅を訪問しました。ナチュラルモダンなインテリアが目を引く素敵な邸宅ですが、驚きのポイントは、エアコン一台で全館空調を叶えているという点!

使用しているのは14畳のエアコン一台。2階に0.5畳の機械室を設け、そこにエアコンとダクトとモーターを設置。ダクトは各部屋に繋がっていて、最適温度の空気を送ってくれるのだそう。
「年間の寒暖差も小さく、玄関や廊下も適温だから本当に快適です」(ARISAさん)

こちらはグレーのキッチンがモダンな印象のキッチン・ダイニングスペース。こだわりと予算のバランスを考慮したのは、天井のピーリング材(化粧材を合板に貼りつけて溝を入れた壁材のこと)。絶対に導入したい思いがあり、素材グレードを下げて導入したことで、メリハリのある空間が生まれました。

リビングから2階に続く階段は、スケルトンを選ぶことで抜け感が出て、広々とした印象に。アイアン素材がピリッとスパイスになっています。

2階の吹き抜けから続く大きな窓には高さに目が行くように、カーテンを一枚で仕立てるという工夫がされていました。縦に目線が伸びることで、空間の広がりを演出する効果も。

吹き抜けやカーテン、天井などを工夫することで、光が広がる開放的な空間が作れることがわかる実例です。

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注文住宅の間取り・収納実例⑤|憧れと生活は両立できる。信州・詩人の注文住宅

アトリエとギャラリーを兼ねた注文住宅を建てた詩人ウチダゴウさんを訪ねて、長野県安曇野市へ向かいました。
建築や設計の経験はなかったそうですが、家の間取りやデザインは、ゴウさん自ら行ったそう。

ゴウさんが暮らしのなかで大切にしているのが、この「暗さ」。冬季は日が落ちるのがとても早い、山国安曇野。黄昏時を迎えると、限られた照明と暖炉のやさしい炎がリビングを照らします。

特徴的なのが、リビングから見えるワードローブ。バスルームの前から階段の裏までハンガーパイプを渡し、夫婦の衣類を収納しています。
「洋服を畳みたくないんですよ(笑)。バスルームの前ですぐに洋服も選べますし、しまうのも楽。階段の上は一直線にゲストルームにつながっていて、その動線も考えています」(ウチダゴウさん)

風通しもよく日々の負担も少ない。整理もしやすいアイデア収納です。

リビングと繋がっているキッチンも見せる収納がメイン。

洗濯機やオーブンなどの家電は、キッチンカウンターでほどよく隠され、リビング側からは生活感が感じられません。

生活そのものに、「詩」を感じる住まい。憧れと生活を両立させるアイデアが詰まった邸宅を、ぜひ下のリンクからご覧ください。

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