一日の始まりの朝。でも、鍵が見つからない、着る服に迷う、朝食の準備に手間取る…そんな小さなストレスで一日のスタートが台無しになることも。実は、夜のうちにほんの少し準備を整えておくだけで、朝の時間は驚くほどスムーズになります。今回は、HOUSTOで人気の収納アイデアの中から、朝がラクになる「夜のうちに整える収納動線」をご紹介します。
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目次
朝がラクになる収納動線①|玄関にお出かけセットをまとめる

おさよさん(@osayosan34)は、玄関の靴箱の手前にある3段のボックスの一番上に、お出かけセットをまとめています。

ハンカチやティッシュ、こどもとのお出かけセット、時計など、出かける時に忘れそうな小物をひとまとめにすることで、出かける際にバタつかない工夫をしています。玄関は好きなものが目に入ってくる空間にしたいという思いから、目隠しにはお気に入りのハンカチを使用。夜のうちに翌日必要なものをここに集めておけば、朝の「あれどこ?」がなくなります。(2019.3.28 取材当時)
朝がラクになる収納動線②|鍵は定位置を決めて忘れ防止

整理収納アドバイザーのこんぶさん(@korenankore72)は、玄関ドアにマグネットがつく仕様を活かし、「山崎実業」towerのマグネットキーフックを貼り付けて鍵を収納しています。ごちゃごちゃしがちな鍵も、扉を閉めるとスッキリ。鍵をかける場所を指定しておくことで、どこに行ったかわからない!ということもなくなったそう。
扉の内側には印鑑を置けるスペースもあり、宅配の受け取りの際もラクラク。夜帰宅したらすぐに定位置へ戻す習慣が、朝の安心につながります。(2022.9.22 取材当時)
朝がラクになる収納動線③|カトラリーは食卓近くに配置

整理収納アドバイザーの石山可奈子さん(@kanakoro_no_ouchi)は、毎日使うカトラリーを「ファミレス方式」と呼ぶ収納にしています。箸・カトラリーを一つのケースに収納することで、どの料理にも対応でき、蓋つきなのでほこりが入る心配もなく衛生的。ご飯時も終わった後も、このケースごと引き出しに持っていけばいいので、こどもたちにも分かりやすくとってもラク。夜のうちに食卓に出しておけば、朝食の準備がワンアクションで完了します。(2022.10.7 取材当時)
朝がラクになる収納動線④|食洗機から最短距離に食器を収納

整理収納アドバイザーの岡本あつみさん(@atsumi.okamoto)は、食洗機から0歩で食器がしまえるように、引き出しをキッチンに向けて配置しています。食洗機の真横に食器収納を置くことで、洗い終わった食器をすぐに収納でき、朝の食器出しもスムーズ。

背面が美しい家具を選ぶことで、リビングから見ても間仕切りとして機能します。「見えている部分に置くモノはインテリア性重視で、見えない部分は機能重視」というメリハリが、使いやすさと美しさを両立させています。(2023.12.5 取材当時)
朝がラクになる収納動線⑤|クローゼットは行動動線で考える

クローゼットオーガナイザーの鈴木尚子さんは、洋服の収納場所を決めるときに確認する主な行動動線として、朝起きて身仕度するまでの着替え動線(パジャマ→部屋着→外出着)を重視しています。おうちによっては行動動線が悪いために、服を決まった場所に片付けられなくなっていることも。毎日の行動動線を考えて収納場所を見直せば、置きっぱなしや脱ぎっぱなしを防ぐだけでなく、ムダな時間や労力をなくすことにもつながります。
朝がラクになる収納動線⑥|エコバッグは玄関に置く

整理収納アドバイザーのsumikoさんは、車用エコバッグの収納場所を玄関にしています。買い出しは自転車でまとめ買い派のため、予定外に買い物をするのはいつも車移動の際。だからこそ、使用後きちんと畳んで玄関に置いておくことが大事。玄関に余計なモノを置かないことで、次回車に乗る際に持って行くのを忘れません。夜のうちに翌日必要なものを玄関に集めておく習慣が、朝の「忘れ物」を防ぎます。(2022.12.2 取材当時)