こんにちは、おふみです。酷暑なんて嘘だったかのようにすっかり秋めいてきましたね。梅雨明けすぐの暑さを思い出せますか? 私はあまりの暑さに耐えかねて、夏の持ちモノを見直すことにしました。新たにモノを買ったり取り入れたりするときは日々の暮らしと照らし合わせて選ぶことが大切です
お出かけの持ちモノを考え直すきっかけは、今年の夏の暑さ
今年の夏、連日最高気温39℃を記録し、私はあることを決めました。これからは常に500mlの水分と日傘を欠かさず持ち歩こう、と。
私の最小バッグであるちょこんとした革のショルダーにはペットボトルは収まりません。これまでは荷物は少なければ少ないほど身軽に出歩けて良いと考えていたので、真夏でも水分はあまり持ち歩いておらず、喉が渇いたらお店で休憩すればいいやという感覚でした。しかし、本気の熱中症対策が必要だと実感。喉が渇いたと思ったときにはもう危険なのでは、と考えを改めました。
夏の持ちモノを見直し、これまで最小限の荷物として持っていたマネークリップ・スマホ・ミニポーチに加えて、夏は500mlペットボトルと日傘を常に持ち歩くことに。
『バッグは3つあればいい』(KADOKAWA)という書籍を出したこともあるほど、使うバッグの数を絞っていて、これまでは小さめショルダー、PCなどを入れるための大きめトート、2〜3泊できるパックパックの3つで過ごしていました。トートとバックパックは普段のお出かけ用には大きすぎるので、ちょうど良い容量の夏の最小限バッグを買い足すことに決めました。
バッグを選ぶときは、自分の性格と向き合ってみて
バッグを買うと決めたものの、世の中にはあまりにもいろんなバッグが溢れていて、まるで大海に放り出されたような気分。憧れのブランドバッグを買う選択もありましたが、真夏の炎天下を歩いて考えは一変。5分歩くだけで全身から汗が滝のように流れる暑さで革製品は持ちたくない……。傷むのを気にして、結局使わなくなりそうだと気づきました。
さらに、私は根っからのズボラ。荷物がちょっとでも重いと、帰り道にコンビニひとつ寄るのも億劫。冬は衣類が重いという理由で出歩くのを躊躇して家にこもっているくらい、重さが苦手な人間です。そもそも荷物を最小限に減らし始めたのだって、重い荷物を持ち歩くのが嫌だったからでした。
こんな人間が、重量感ある革のバッグを持ち歩くだろうか? いや、持ち歩かない。
こだわったモノ選びが暮らしを快適にする
考えに考えて導き出された条件は、バッグ自体が軽量であること、取り扱いに気を使わない素材であること。そしてたどり着いたのが、「MM6」のJapaneseBag(スモールサイズ)でした。
メッシュ素材で超軽量。取手のみ牛革ですが、ここさえ気を使っておけば汗も気になりません。ちょこんとした小さなサイズなのに意外と容量があり、ペットボトルも日傘もするっと収まります。使わないときは押入れにS字フックで吊るして収納していますが、コンパクトなデザインのため省スペースで済むところも嬉しいポイント。
メッシュ素材ながら、真っ黒を選んだおかげでやや綺麗めの装いにもハマり、手持ち服のほとんどすべてと合わせられるので重宝しています。真夏はほぼ毎日このバッグを使っていたくらい暮らしに合っていて、欠かせない存在になりました。自分の性質と暮らしの実情を振り返り、求める条件を洗い出したことで、いい買い物ができました。