最近「リノベーション」というワードはよく聞くけれど、リノベで何ができるのか、新築に比べて何が良いのか、そもそも何から考えたら良いのか分からなかったりしますよね。今回はリノベ初心者さんに、まず知っておいてほしいことをご紹介します。

HOUSTO 編集部

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憧れの暮らしを諦めてしまうその前に

それぞれにイメージする、「理想のおウチ」。
誰もが“広々とした土地に建てるこだわりの注文住宅”を建てることができれば言うことはありませんが、予算や家族のライフスタイルに合わせた条件をクリアしようと思うと、なかなか難しいのが現実ですよね。
でも、「これくらいでいいか……」と妥協して物件を選ぶのは、ちょっと待って。ここが気に入らない、あそこが使いづらいと、少しずつ不満が蓄積して、せっかくのマイホームを心から楽しむことができなくなってしまうのです。

そうだ!「リノベーション」すればいいんだ

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「でも予算は決まってる。どうしたらいいの?」…そんな時にオススメなのが、「リノベーション」。
リノベーションなら、新築住宅・マンションよりも安価に、理想のおウチを実現できる可能性が高いのです。
今住んでいる家や、中古住宅・マンションを購入してリノベーション。また、賃貸物件でも、条件によってはリノベーションが可能な場合があります。
物件自体の費用を抑えることができることから、内装に比重を置き、憧れていたインテリアを実現するのも夢ではありません。

リフォームとリノベーションの違い、リノベーションの種類

「リフォーム」は、壊れた水回りを取り換えるなど、主に原状回復のための修繕・営繕、不具合箇所への部分的な対処を指します。対して「リノベーション」は、機能・価値の再生のため、その家での暮らし全体に対処した包括的な改修です。
例えば、「洗面所の洗面台を取り替え、好みのタイルなどで装飾し、機能的な収納スペースを加える」といった改修なら、リフォームを超えたリノベーション。暮らしをラクにする“ちょいリノベ”といったところでしょうか。
中古物件の間取りや水回りの位置から変更する大掛かりな改修は、まるで新築のように物件を蘇らせる、がっつりリノベ。やるならトコトン!という人におすすめのリノベーションです。

さっそくはじめよう、リノベーションの準備

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「なるほど、リノベーションという手段があったか!」
そう思ったら、さっそく準備をはじめましょう。手はじめにすることは、性急に不動産会社や工務店を訪ねることではありません。
まずは、「自分の理想のおウチはどんなものか」を確認する作業から。ヒントは、“今の住まい”にあります。キッチンでの動きづらさ、収納のしづらさなど、生活動線で抱えている悩みを洗い出し、どんな家なら暮らしやすくなるかを考えていくのです。さらに、好みのインテリア例もストックしてみてください。それらを考え合わせ、リノベーションのステップを上がっていきましょう。

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