一人暮らしで猫5匹と暮らすヤノミサエさん。猫の健康面や安全性を考えたインテリアの配置や収納についてや、一人暮らしでペットと暮らす際に備えたい防災のことまで、実例とともに教えてもらいました。

ヤノミサエ

ヤノミサエ

猫5匹と暮らすフォトスタイリスト。フォトスタイリングほか各種写真・動画講座を開講しながら、WEBメディアを中心に猫&大人の一人暮らしについて情報発信中。企業・WEBメディアへのスタイリング・コンテンツ提供、動画制作、セミナー講演なども積極的に行う。

https://misaeyano.com

ヤノミサエさん おウチのプロフィール

・賃貸住宅
・63平米
・3階建てのメゾネット2DK
・1F=キッチン&水回り、2F=リビング、3F=寝室
・居住年数 1年未満
・一人暮らし+猫5匹

猫との暮らしは私の日常

幼いころから猫と暮らしてきた私。実家を出て一人暮らしをはじめるときも猫と一緒に家を出たので、寂しいと感じることもなく、ホームシックにもなりませんでした。私にとっては猫と暮らすということは当たり前の日常なのですが、まさか1歳~17歳の5匹の猫とおひとり様で暮らすようになるとは思ってもみませんでした。
5匹の猫たちとの暮らしは毎日が楽しく幸せですが、増える猫用品の収納に悩んだり、安全・健康面で気を付けなくてはいけないこともあります。今回はわが家での実例・対策も含めて、猫との暮らしをご紹介したいと思います。

猫の安全性を考えて「しまう」「届かない」をベースにした収納計画

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わが家の5匹の猫たちは、「歩ける場所に置いているモノを落とす」という癖があるので、テーブルやキッチンの作業台にモノを出していると落として割ってしまいます。破片でのケガも心配なので、「しまう収納」を徹底しています。
使用頻度の高いマグカップやグラスなども、使い終わったらすべて収納。マグカップは吊戸棚に収納しているのですが、よく使うものは丸いトレイの上に置きます。取り出すときはトレイをクルクル回転させることで、奥に置いたものも取り出しやすくなって便利なんですよ♪

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お皿を拭くクロスや手拭きなど、本来はシンクの近くに置いたほうが使い勝手が良いのですが……。わが家には布製品をかじって食べてしまう「ウールサッキング(異食症)」の猫がいるので、布製品は猫の手が届かない場所に置かなければいけません。引っ越し後どこに吊るそうか悩んだのですが、キッチンの壁に黒の突っ張り棒を設置して吊るすようにしました。
ウールサッキングは治すことがむずかしい病気なので、事前に飼い主が対策をすることが大切です。おかげでわが家はいろんなものを片づけるようになって、家じゅうスッキリを保てています(笑)

誤飲誤食や食べすぎを防ぐ、ペットフード収納

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ペットフードは「無印良品」の冷水筒に入れ替えて保存しています。高さがあるのでキッチン収納からも取り出しやすくって◎。ドライフードは高温多湿を避けて保管したいのですが、この容器ならゴムパッキンがついているので密閉度も高く、湿気にくいです。フタを開けたらそのままお皿にフードを入れることができる使い勝手も気に入っています。

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ペットフードはまとめて一か所に収納しています。猫が開けられない場所に入れておかないとフードを盗み食いされることもあるので、キッチン背面の深さのある収納スペースを使っています。
深さのある収納場所は使いにくい、とよく言われますよね。解決法は、高さのあるモノを縦に収納する場所にすること。さらに、スペースは仕切ることで使い勝手がよくなるので、「無印良品」のファイルボックスで仕切って、便利に使っています。

防災や事故防止を意識したペットの安全対策

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ペットと暮らすなら、事故防止や防災時のことも考えて備えておきたいですよね。
猫たちのフードやトイレ用品は、非常時のことも考えて約1か月分のストックを持つのがおススメです。特に療法食などを食べている子はストックを切らさないよう注意したいですね。
わが家では、キッチン背面収納に入りきらないペットフードは、「無印良品」のポリプロピレン頑丈収納ボックスに入れて、キッチンカウンターの下でストック。このボックスは踏み台代わりにも使える便利アイテムなので、キッチンの吊戸棚の上など高い場所のものを取ったり、掃除をしたりするのにも便利に使っています。

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次に事故防止について。わが家では、猫のトイレを窓際に置いているので窓を開けて換気をすることがあるのですが、網戸だけでは安全性がちょっと不安。猫たちの落下・脱走防止用に、突っ張り棒を数本立てて対策をしました。換気をするときは突っ張り棒を立てた約40cmほどだけ窓を開けるようにすれば安心です。(もちろん窓を開けている時は目を離さないようにしています)

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階段の吹き抜け部分にも、同じく突っ張り棒で安全対策。ここでは20本使いました。専用の落下防止柵などもありますが、賃貸物件なので穴あけビス止めなどは避けたい! 原状復帰をすることを考えて、手軽にトライできる突っ張り棒を使って安全対策をしています。

ペットとの暮らしでも諦めたくない!インテリアと調和したペットグッズ

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連載1回目でもご紹介した「リビング兼ホームオフィス」の2階は、窓際にトイレ・キャットタワー・ベッドを置いて猫スペースにしました。ファンシーなデザインのものが多いペット用品ですが、インテリアになじむよう無地をセレクト。色味もベージュ系で統一して、インテリアの雰囲気を壊さないように。

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キャットタワーの前に置いているベージュの猫ベッド。じつはこれ、リビングに出しっぱなしにしてクッション代わりにも使える布団収納ケースなんです♪ 私は撮影で使う冬物衣類などをギュギュッと詰め込んで収納アイテムとして使いつつ、猫ベッドとしても利用。底面のファスナーで大きく開閉できるので、中身も取り出しやすいです。「猫専用アイテムじゃないといけない!」ということはないので、人間用のもので代用できるものがあれば使ってみるのもオススメです♪

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一人暮らしですが、ベッドはシングルにせず、セミダブルを使っています。というのも夜は猫たちもベッドで一緒に寝ることが多いので、シングルベッドだと狭すぎて……。シングルよりも20cmほど広いセミダブルですが、それでも猫5匹がベッドにくると狭くて重くて仕方がありません!冷え込んできて猫と一緒に寝れるのは嬉しいのですが、寝返りができず朝起きたときに体がしんどい……という季節が今年もスタートしました(笑)
猫と暮らしている方には、お部屋のスペースが許すなら(そして一緒に寝るのであれば)セミダブルベッドをおススメします!

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以前はベッドの足元に3つ並べて置いていた猫トイレ。引っ越し後は寝室が3階になったのですが、猫たちも3階でトイレをするのは面倒らしく、残念ながらいちばん使われないトイレになってしまいました。しょうがないのでトイレは1つに減らし、今後は様子を見て洗面スペースに移動する予定です。 カラーボックスはベッドの足元に置いておけば猫が寝ていても落ちませんし、窓から外の景色を見る高見台としても便利に使っていますので、今後もこの場所に置いたままで、収納場所として活用する予定です。

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安心してペットと暮らすための、一人暮らしの心得

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大切な家族でもあるペット。医療の進歩やフードの改善などにより、平均寿命も延びてきました。結果、認知症や癌など人間と変わらない病気になるケースも増えてきています。わが家にも認知症がはじまりつつある17歳、がん闘病中の15歳の猫がいるのですが、幸い私は在宅での仕事が多いことからお世話も問題なくできています。
日々の通勤で留守にする時間が多い方は、今後猫が高齢になって介護や闘病となった場合にどうするのか? また、一人暮らしだと飼い主さん自身が病気やけがで自宅不在になるケースもあるので(コロナ禍で問題になりましたね)、いざというときに備えて猫のお世話を頼める友人に一声かけておいたり、ペットシッターさんを調べておくことも大切ですね。

大切な家族でもあるペットからたくさんのしあわせや癒しをもらっている私たち。出来るだけ長く健やかに暮らしてもらうためにも、私たち自身も健康には注意をして、日々を過ごしていきたいですね。

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