【2021.2.1更新】
新しく収納スペースが欲しいけれど、増え続ける収納家具を置くスペースはもうないし…というお悩みをお持ちのかたは、「壁」の使い方を見直してみませんか?基本的には空白スペースである壁は、使い方次第で収納場所になるんです。自分好みに壁面を収納スペースに変えられる「シューノ」を新設したお宅にお伺いして、使い心地を聞いてみました。

kamome

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洗練され、統一感のある世界観で表現されるライフスタイルが幅広い世代の女性から人気のインスタグラマー。

https://www.instagram.com/lokki_783/

かもめさん(instagram ID:lokki_783)
かもめさん、ご主人、お子さんの4人暮らし
兵庫県加古川市
2階建て/64平米/注文住宅

注文住宅を建てたかもめさんご夫妻。2階建のお住いは天井までの吹き抜けがあり、1階には天井から柔らかな光が注ぎ込む空間が広がります。
2階は吹き抜け部分の周りが「ロの字」の回廊型になっており、仕切りがないのが特徴。おウチ全体を通して、流動的な開放感に溢れています。
収納に関しても、見せる収納がぺース。見えてもOKなものは積極的に見せる収納にし、細々したものは小分けにしてサイズ感を合わせたボックスなどに収納。
家族みんながわかりやすい収納を心がけているそうです。

<かもめさん宅の収納改善ポイント1> おもちゃ部屋の移動

おもちゃは2階にまとめているけど、実際に遊ぶのは1階。遊んだおもちゃが散らかってしまうため、おもちゃ部屋を1階に移動させたい。

BEFORE

2階のおもちゃ部屋。おもちゃのレールを敷ける広いスペースはあるが、1階にもおもちゃを持って降りて、「使ったらそのまま」が悩みの種。思い切って1階におもちゃをすべて移動させます。

AFTER

向かって正面には「シューノ」の棚板収納とハンガーパイプを取り付けて吊り下げ収納可能なスぺースに。右側の壁にはも棚板収納とハンガーパイプを取り付け。一番手前の既存の家具を入れたい部分は棚板を抜く、などアレンジも可能です。

ハンガーパイプの活用

ハンガーパイプは衣類を掛けるだけで終わらせてはもったいないです。写真のように、S字フック(100均のものでOK)をハンガーパイプに掛ければ、収納方法が難しいバッグなども掛けることができて、おしゃれに収納することができます。

一番上に取り付けたハンガーパイプは現在は使わず、子どもが成長したらクローゼットとして使えるように取り付け。現在は、既存の木のオープン棚と併用して細かなおもちゃや絵本を収納しています。

右側の木のオープン棚には「無印良品」のボックスを使ってきっちり分けられたおもちゃがぎっしり。「自己満足なんですけど、必死で分けてしまいます(笑)」(かもめさん)

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スペースぎっしりに収納をせず、余裕を持たせることで棚板上もプレイスペースに早変わり。シューノならお子さんの成長に合わせて、手の届く高さに棚板を調整できます。

棚板2枚とハンガーパイプを組み合わせた収納スペース。小学校に入学した上のお子さん用のスぺースで、ランドセルや学校で使用するものはここにひとまとめに。

教科書やノートもスッキリ収納されています。

収納面積を壁面にもってきたことで床面積を広く使えるため、収納力はアップさせながらも、寝っ転がったりレールを広く敷くことができる広々プレイルームが出来上がりました。

使ってみての感想

「まずは、動線を見直したことが良かったです。2階から1階に子どものものを移動させたことで、おもちゃをかたずける手間が大幅に省けました。 今は2人の子どものものを合わせてこの部屋に収納しているけど、この隣の部屋と合わせ ていずれ子ども部屋に変えていく予定。 棚板の移動や取り外しが可能なフレキシブルな収納は、成長していく家族の形に合うな、と感じています。」(かもめさん)

家具を置かないというメリット

かもめさんは家具を置かないことで、以下のようなメリットがあると考えています。

1.家具を置かず固定させないことで、レイアウトの変化を楽しめる
2.「手が届く」「目に見える」収納なら、子どもも収納に興味を持ちやすい
3.子どもの成長に合わせて、気軽に導線を見直せる

収納は、生活の一部になるもの。大人がわかりやすい収納は、子どもにもわかりやすいものです。

「自分にもできる」「自分でやりたい」そんな気持ちになれる空間作りが大切です。小さいお子さんがいらっしゃるのであれば、いろいろと工夫も必要です。無理にではなく、収納を「自然に」楽しめるようになりたいですね。

成功しているかもめさんの収納を、ぜひ参考にしてみてください。

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