インテリアが人気で、多数のフォロワーを持つインスタグラマーの自宅には、工夫を凝らした収納術がたくさん詰まっています。人気インスタグラマー5人が、インテリアのこだわり、そして多彩な収納ポイントをリレー形式でご紹介。第1シリーズご好評につき、新たなインスタグラマーで第2シーズンがスタート!

おさよさん

おさよさん

暮らし上手の2児の母。無理なく続く家事のコツの紹介し大人気のインスタグラマー。

https://www.instagram.com/osayosan34/

こんにちは!おさよさんです。
みなさんは、お子さんに「お片付け」や「お掃除」をどのように教えていますか?
その年齢に合ったことを子どもに挑戦させて「できた!」が増えれば、親子の笑顔もますます増えると思います♪

子どもって「なんで?なんで?」と、一つ一つに疑問を持ち、質問を投げかけてきますよね。純粋な瞳で物ことを見ることができる天才!吸収が良く、覚えも驚くほど早いです。
そんな子どもに「早く片付けなさい!」と大声を出すだけでは、大切なことが伝わらないまま「お片付けをやらなきゃ!」という強迫観念のようなものばかり与えることになってしまいます。

C08_36_img01

私は子ども2人(7歳と5歳)のお片付けには干渉していませんが、寝る前に見てみると、キレイにリセットされています。
お片付け風景を動画で撮影してみると、てきぱきと動いて、早い時は3分も経たないうちにお片付け完了。しかし、そんなわが子も「できない」時がありました。
ある時は下の娘のマイペースさにお兄ちゃんがモヤモヤ、喧嘩になってしまうことも……。
今回は、そんな状況から今に至るまでに実践していた「子どものお片付けのルール」をご紹介しますね!

左:木製ディッシュラックで絵本は背の順に立てる 右:キャスター付きケースで分類→写真でラベリング

左:木製ディッシュラックで絵本は背の順に立てる
右:キャスター付きケースで分類→写真でラベリング

お片付けの基本ですが、わが家のオモチャ収納は「指定席をつくってあげる」→「写真でラベリング」という手順。
これは幼稚園でも使われている方法です。何でもかんでもおもちゃ箱に入れてしまう収納方法もありますが、積み木やブロックなどは、セットになっていた方が次も遊びやすいですよね。写真でラベリングをしてあげれば、子どもにも難しくないのでおすすめです!

C08_36_img03

しかし子どもは、大きな輪ゴムやお気に入りの箱など、分類が難しく大人にはよく理解できないお気に入りのものも持っていますよね(笑)。
そういったものは、ひとり1ボックスに入るだけと決めて、指定席を作っています。

C08_36_img04

私が子育てしながら気付いたことは、子どものお片付けの集中力は持って15分程度が限界、ということ。
お片付けのルールを作っても、子どもが片付けるのに時間がかかり、そのうち集中力が切れ、結局子どもが寝静まった後に大人が片付けるのが恒例になってしまっているなら、15分で片付けきれるようにオモチャの量を見直すタイミングだと思います。

C08_36_img05

お片付けとお掃除はセットで覚えてほしい、というのが私の考えです。
私は元々収納が苦手でしたが、苦手な整理収納と向き合う中で、収納を整えていた方が断然掃除もしやすい!と実感したため、子どもたちにもお片付けとお掃除を同時にするクセをつけてあげたいんです。
「自らお片付けして、お掃除もする。」
この一連の流れから、生きていく中で大切な力を子どもも学べると思います。

C08_36_img06

小学2年生になったお兄ちゃんは、自分で収納やお掃除について意見を聞かせてくれるように。
まだ小さい身体で自分の持ち物の管理に責任を持ち、分類を考え、「忘れないように!」と言いながら可愛らしいひらがなでラベリングを行っている姿には成長を感じます。今までは親が決めた通りにしていましたが、お兄ちゃんなりの良い方法を探すことに気付く年齢になったようです。

子どものお片付けで思うことは、最初は根気強く向き合わなければいけない期間もありますが、そのつきっきりの大切な期間はあっという間に過ぎていくということ。次第にびっくりするような姿をたくさん見せてくれるようになります。
まだまだ小さい手で、一生懸命目の前のことに向き合い吸収しているわが子の力を、信じてあげることも大ことなことかもしれません。
そして、そんな子どもたちに「お片付け」の基本のルールと少しのコツを示してあげることで、これからも成長の手助けをしてあげたいと思います。

次回は最近洗濯機を新しくして収納を見直した洗面所をご紹介いたします。お楽しみに!