「1週間は買い物しなくても大丈夫!」という防災備蓄品を用意したら、最後は「どこに収納するか」。その防災備蓄品、いざというときでもきちんと使える場所に収納してありますか? 備蓄品を収納するときに考えるべきポイントは3つ!実際の災害時に起こりうる危険や問題点をきちんと想定し、おウチの防災備蓄収納を見直しておきましょう。

HOUSTO 編集部

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ポイント1:ごちゃついている場所には収納しない

普段使わない物置部屋などに収納してしまうと、いざというときにモノがつっかえて取り出せなくなったり、すぐに見つけられないという事態が想定できます。防災備蓄の収納場所は手に取りやすい場所が基本。玄関から避難するなら廊下の収納に、ベランダから避難するならその近くの部屋に収納するなど、避難経路を考えたり、家族と相談したりして収納場所を決めましょう。

また、大きな家具が地震などで倒れた場合、避難経路や備蓄収納場所の扉を塞いでしまうことも。防災のためには造作の家具が理想ですが、大きな家具を置く場合は、転倒防止バーなどで固定しておきましょう。

地震で激しい揺れが起きた場合、家具だけでなく家電も落ちたり飛び出したりします。湯沸かしポットなどの軽い家電は、扉つきの場所に収納しておくと安心です。さらに扉はガラス扉ではないほうが、万が一のときにケガのリスクがありません。家電を出しておきたい場合やオープン収納の場合は、ジェルマットや滑り止めシートで対策しておきましょう。

ポイント2:高いところはNG!誰でも手に取りやすい場所に収納する

水や缶詰などの防災備蓄品は、重いモノが多いですよね。取り出すときに、落ちてきたらケガをしてしまうかもしれません。二次災害を防ぐためにも、できるだけ低い場所に収納しておきましょう。また、家族が多いおウチでは、自分だけでなく、子どもやお年寄りも手に取りやすい場所を意識しましょう。

ポイント3:飛散防止のため、まとめてボックス収納

地震で、お店のモノが散乱している様子をニュースで見かけますよね。おウチの防災備蓄品も、モノが飛散しない工夫が必要です。ペットボトルの水などは、ダンボールのままでもOK。備蓄食料などの細かいモノは、収納ボックスにまとめましょう。そのひと工夫だけで、非常時のスピード感やストレス軽減に結びつきます。ボックスは取っ手やストッパー付きキャスターがあるものなら、重くても持ち運びもしやすいのでおすすめです。

防災備蓄は場所をとりますが、いざというときに家族の命を守る”必需品”。揃えておけば、おウチがさらに安心して過ごせる場所になります。定期的に見直せるようスッキリと見やすく、使いやすく収納したいものですね。次回からは、あるご家庭の具体的な防災備蓄収納をご紹介する連載がはじまります。必見です!

今回、お話を伺ったのはこの方
⻑柴美恵さん

⼀般社団法⼈ 防災備蓄収納プランナー協会 代表
東京都出⾝。整理収納お⽚づけコンサルタントとして⼀般家庭からオフィス整理改善、企業との提携事業など活動を広げるなか、2016 年に⼀般社団法⼈ 防災備蓄収納プランナー協会を設⽴。防災備蓄のための収納プランナーの育成を⾏なっている。
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