プロの整理収納アドバイザーの要めぐみ先生による、収納レッスン。今回は、押入れスペースをうまく活用できていないK様宅に訪問。モノは溢れていないものの、収納しづらく取り出すのも億劫……そんな押入れスペースの有効活用術をレポートします。

要めぐみ

要めぐみ

整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、住宅収納スペシャリストなど多数の資格を持ち、現場でお片付けサポートをした回数は延べ500回超え!現場第一主義の整理収納アドバイザー。整理収納を広めるべく雑誌やメディアへの出演も多数。元国際線CAの経験も生かし、マナー講師など幅広い活動を行う。

https://www.instagram.com/megumi_home/

住人プロフィール

・ご相談者:K様
・賃貸マンション/1SLDK・居住2年
・夫婦2人暮らし

前回のおさらい

奥行きのある押入れの収納にお悩みのK様宅。今まで押入れ用の収納家具を使用せずに、モノをポイポイ、ルールなく置いてしまっていたことにより、押入れ内がカオス状態に! 前編では、押入れの中のモノを全部出し→一面に並べて、不要なモノを処分。その後、要先生のアドバイスのもと購入した押入れ用収納家具を取り付けて、収納システムを作りました。
後編は、いよいよモノを押入れに収納していきます。

前回記事はこちら

整理収納レッスン④ 使用頻度が低いもの→押入れ奥に収納

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「奥行きの深い押入れの場合は、奥に季節用品などの使用頻度の低いものを収納し、手前には使用頻度の高いものを収納する、W使いが鉄則です。」(要先生)
さっそく、毛布や使用していないクッションなど、押入れ奥に収納したい季節物の寝具をまとめます。

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一度手前に置いた衣装ケースを取り出し、奥に季節ものの寝具を配置しました。これによって、今まで活用できていなかった押入れ手前のスペースも使えるようになりそうです。

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対して、奥にしまい込んではNGなものは手前に収納。今回は、出品の期限を決めたフリマ用アイテムを取り出しやすい場所に収納しました。
「引き出しの下段にメルカリ出品用のアイテムを入れますね。ここにあれば目につくから、『また出品を忘れていた!』ということにもならないですよね。」(要先生)

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次は押入れ中段にモノを収納。よく使用するプリンターは手前に配置し、その奥には普段は開かない大型のアルバムを収納。
「ここでも、奥→使用頻度の低いモノ、手前→使用頻度の高いモノを設置するルールを適用しました。」(要先生)

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無造作に置いていたバスタオルや替えのシーツなど、使用頻度が高く、ほこりを避けたいアイテムは、「3COINS-クリアボックスバッグ【Lサイズ】」に収納。 使用アイテムはこちら

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タオル類、シーツ類に分けて、取り出しやすい場所に収納します。
「ボックスのように自立するけど、折り畳みできるバッグなので使い勝手が良いのがこのアイテム。もし今後押入れで使わなくなっても、ランドリーバッグやレジャーバッグとして幅広く使えますよ。」(要先生)

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カラーボックスの右上部にクリアバッグを設置。手前に高いモノがないので、取り出しやすく、戻しやすい場所です。
お仕事関係のアイテムも、使用頻度に合わせて奥・手前に分けて設置していきます。

整理収納レッスン終了! スッキリBEFORE→AFTER

【BEFORE】

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【AFTER】

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以前は無秩序にモノが置かれていた押入れですが、スッキリとブロックに分かれた収納システムが出来上がりました。

収納ルールがないから、どんどんモノを置いてしまっていた押入れ下段は…

【BEFORE】

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【AFTER】

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奥には季節ものの寝具類、手前には引き出し収納&キャスター付きラックと、奥行きを使い切る収納システムが完成しました。
現在、引き出し収納の中身はほぼ空っぽ。これから増える荷物にしっかり対応できそうです。
キャスター付きラックには、もともと押入れにざっくり置かれていたペットアイテムを収納しました。

テレワークのお仕事道具がドサっと置かれていた押入れ中段は……

【BEFORE】

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【AFTER】

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カラーボックスを導入したことにより、段差が出来、押入れ奥の上部までしっかりスペースを使い切ることに成功しました。
「中段右側の手前には、あえて空きスペースを作りました。ここで簡単な作業をしたり、一時的なモノの置き場として流動的に使えるスペースがあると便利ですよ。」(要先生)

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捨てられないけど使わない……。そんな存在感に困っていたWi-Fi関連の空き箱は、カラーボックスの左側の空きスペースにすっぽり。 「使用頻度が低くサイズが大きくないものは、最後の空きスペースを狙って収納。収納の最後の段階で調整しましょう。」(要先生)

整理収納レッスンを終えて

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押入れ収納攻略のポイントは、収納アイテムの選び方にあります。

❶腰より下の空間で、引き出し収納を取り入れる
奥行きの深い押入れのような場所で空間を有効に活用する場合、引き出し収納が便利です。でも、腰より上(押入れ中段)以上に置いてしまうと、引き出しの中身が見えずこちゃつきの原因に。引き出したら中身を見渡せる、下段に引き出し収納を導入するのがポイントです。
❷キャスター付きのアイテムを取り入れて、奥と手前をW使い
押入れの奥には季節もの、使用頻度の低いモノを置き、手前にはよく使うモノを置くなどして、置くと手前のW使いをすると、より空間が使いこなせます。押入れ下段の衣装ケースにもキャスターを取り付けると、より使用しやすくなるので、追って取り付けてもよいかもしれません。
❸カラーボックスなどを使って、段差を作って空間を有効活用
押入れ中段にはカラーボックスを横向きに導入し、段差を出しました。高さが出ることで、奥まで見渡しやすく、モノが迷子になりづらくなるのでお試しを。

ぜひ試してみてくださいね!

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