観葉植物を飾りたいけど上手く育てられるか不安だったり、レイアウトに自信が持てないなんてことはありませんか? 今回は鎌倉にある植物愛に満ちたお家に伺い、グリーンを育てるコツや飾り方を取材しました。
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HOUSTO 編集部

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プロフィール

Name:Nさん(会社員・46歳)
Hobby:観葉植物を育てること、グリーンショップめぐり
Place:神奈川県鎌倉市
House:注文住宅/3LDK+ロフト
Family structure:夫、妻、こども2人(中学生・小学生)

空間をうまく使って、さらにグリーンを楽しむ

梁に棒材を渡し、S字フックでグリーンを吊り下げるテクニックは、すぐにでも真似したくなります。長さのあるグリーンは、まるでシャンデリアのよう。レトロな電球との組み合わせも素敵です。

Nさんは、グリーンコレクターであると同時に、インテリアの達人でもあります。

高さのある植木から、手のひらサイズの多肉まで、適材適所にレイアウト。さらに吊るしたり、突っ張り棒式の収納アイテムを活用するなど、抜けのある空間をつかって、ボリューム感のあるグリーンルームをつくり上げています。

焼き杉の棒材は、ホームセンターで購入。転がらないように、梁との接地面にはフェルト材を敷いているそう。S字フックも長短さまざまで、植物ハンガーもマクラメ素材、ワイヤーものなどバラエティに富んでいました。

「平安伸銅工業」のドローアライン(突っ張り棒)を使って、縦空間にもグリーンを。上部には、たまの水やりでOKな植物を選んで飾っているそう。

アニマルモチーフで、遊び心のあるグリーンインテリアに

Nさんは、動物が大好き。このグリーンに溢れた家で、トイプードル3頭、猫2匹、ウロコインコ2羽、熱帯魚のベタ、メダカなど、さまざまなペットを飼っています。

「グリーンも動物も、生き物は全部かわいいですね。アニマルモチーフもグリーンと相性が良いので、ところどころにいろんな小物を忍ばせて楽しんでいます」。

Nさんの言葉通り、木の枝や鉢の中、飾り棚などにさりげなく置かれたアニマルモチーフの数々。見つけると、なんだか嬉しくなります。

階段の手すり部分には、木製のカバがちょこんと置いてありました。

メダカ鉢の水草も、これから増やしてみたいもののひとつだそう。見ているだけで涼しい気分になります。

集めたくなる、プラントカバーのコレクション

グリーンと切っても切れない熱い関係、それはプラントカバーです。Nさんのお宅にも、ありとあらゆる種類のプラントカバーがありました。

TV台の下に鉢やプラントカバーをストック。新たなグリーンを迎える準備はいつでも万端です。

「何かグリーンを買ったら、それに合う鉢やプラントカバーが欲しくなります。逆にプラントカバーに一目惚れをして、後からグリーンを買うことも。グリーン好きは、そのスパイラルにはまるんですよね。グリーンもプラントカバーも一期一会なので、ピンと来たらすぐに買います」。

まだ使っていないプラントカバーにTVのリモコンなどを収納されていました。これも一つの収納術です。

グリーン一つひとつが、唯一無二の存在

鎌倉を中心に、湘南地域のグリーンショップには足しげく通っているというNさん。時には都内へも足を伸ばし、グリーンパトロールを欠かしません。最近は本格的にガーデニングにも取り組み、毎週末、家族で庭の手入れに精を出しているそう。

「グリーンの魅力は、同じ種類でも枝ぶりや成長に個性があって、世界に同じものが2つとないところ。育てる環境や、置く場所によっても刻々とちがう顔を見せてくれます。元気がなかった子(グリーン)が復活したり、新芽が出ているところを見たりすると、こちらも元気になります。どの子も長く、大切に育てていきたいですね」。

植物愛に溢れたNさんのおウチは、究極の癒し空間なのでした。

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