要先生のご自宅は3階建ての一戸建て。「決して総平米数は広くないんですよ」と先生はお話しします。今回は、リビングの動線をより快適にする、意外な収納方法についてお伝えします。

要めぐみ

要めぐみ

整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、住宅収納スペシャリストなど多数の資格を持ち、現場でお片付けサポートをした回数は延べ888回超え!現場第一主義の整理収納アドバイザー。整理収納を広めるべく雑誌やメディアへの出演も多数。元国際線CAの経験も生かし、マナー講師など幅広い活動を行う。

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要先生宅のリビングに佇むファブリックBOXの中身とは……?

要先生宅の2階にあるリビング。ナチュラルでスッキリとした印象のインテリアです。ソファ横に自然に佇むファブリックボックスには、要家の意外な秘密が隠されていました。

家族4人、男女問わず部屋着は全員共有!

ファブリックBOXの中にしまわれていたのは、ビックサイズのTシャツやハーフパンツなどのパジャマ兼部屋着でした。
「わが家は、夫と私、高校生と中学生の息子の4人家族。なんと4人全員で部屋着を共有しているんです(笑)。サイズは全員着られるように全部Lサイズ。お風呂に入る前に、ここから部屋着を出してお風呂上がりに着替え、毎日取り替えるというサイクルです。以前は全員バラバラのものを着ていましたが、そうすると洗濯が間に合わなかったり、私のものがない!となったり……。管理も収納も大変でした。子どもたちも成長し、親と同じサイズの服が着られるようになってからこのアイデアに辿り着きました。今までは、1階にある脱衣所で脱ぐ→2階の洗濯機で洗い、干す→3階にある各部屋の収納へ収納、と階を大きく跨ぐ同線でしたが、今は2階ですべて管理ができるので、とても楽になりました。」(要先生)

ゆったり着る部屋着やパジャマは、確かに兼用しやすいアイテム。要先生宅では、食器も個人のものを作らず、全員で同じものを共有するアイデアを実践していましたが、この考え方は衣類にもアレンジが可能です。
夫婦で、カップルで、家族全員で、モノを共有する方法をぜひチャレンジしてみてくださいね。

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