こどもの年齢や遊び方によって変わってくるおもちゃの収納。思う存分楽しく遊んだあと「片づけなさい!」と促すのも、促されるのも気が滅入るもの……。
今回はおもちゃの収納テクニックはもちろん、絵本の収納方法やカラーボックスでつくるおままごとセットも登場。収納アイテムの選び方やおすすめ収納グッズと合わせて、HOUSTOの人気著者がご紹介します。
こどもも覚えて戻しやすい! アイテムと場所に合わせたおもちゃ収納実例
目次
おもちゃ収納の実例①|よく遊ぶ場所の近くに、よく遊ぶおもちゃを管理(Fujinaoさん)
自室はあるものの、まだリビングで活動していることが多い小学生の息子たち。
普段使いのおもちゃは写真のように1Fリビングの近くにあるウォークインクローゼットに収納。2軍のおもちゃは2Fにあるそれぞれの自室で管理しています。
おもちゃ収納の実例②|サイズの小さい絵本は、本棚の奥行き前後2列で収納(NANAKOさん)
わが家で意外と増えがちなのが、こどもの絵本や本玩具。絵本は小さめサイズが多く、本棚の奥行きが余ることも。そんな場合は、棚を手前と奥でスペースを分けると良いですよ。100均で手に入る“段差をつけられる”グッズを使い、奥側の本もよく見えるように収納しています。
おもちゃ収納の実例③|赤ちゃん〜中学生期までずっと使える収納アイテムを(sayaさん)
わが家はリビングの一角に子どものスペースがあり、そこがおもちゃ置き場や学習スペースになっています。
おもちゃ収納棚は「無印良品」のパイン材ユニットシェルフ、BOXは「OURHOME」の桐の箱を使用。赤ちゃんの頃から小学生、中学生になっても使えそうなアイテムを選びました 。パズルなどのバラバラになりやすいものは、キッチン用の保存袋などを活用しています。
おもちゃ収納の実例④|1軍と2軍に分けてざっくり収納(上田麻希子さん)
細かく分けすぎると、わが子は片づけられない!
ということで、1軍おもちゃは大きなボックスでザックリ種類分け、ポイポイ収納が基本。2軍は見えない扉スペースに収納して、今後の断捨離候補にしています。よく遊ぶおもちゃは取りやすく戻しやすい仕組みにすることが大切です。剣が好きな息子、どんどん増えるので差すだけの収納にして全部が見えるように工夫しています。
おもちゃ収納の実例⑤|ベニヤ板を使ってレゴを持ち運び可能に!(sumikoさん)
おもちゃ収納で大事にしているのは、こども自身で出して戻せるか。
レゴなどは作ったら壊したくないですよね。衣装ケースと同サイズのベニヤ板をベースに使い、子どもでも持ち運び可能に。普段はクローゼット内、遊ぶときだけ自分で移動。「自分でできた!」をつくることで主体性を生み出し、自己肯定感アップの仕組みづくりを心がけています。
おもちゃ収納の実例⑥|細かいおもちゃは引き出しにカテゴリー収納(石山可奈子さん)
おもちゃは細かいモノから大きいモノまで、色々な種類がありますね。細かいモノはカテゴリーに分けて(例・くるま、お人形、レゴなど)引き出し収納にすると“おもちゃたちが住むマンション”に。片付けるときもおもちゃマンションに帰すまでがこどもの役割だと伝えています。大きいぬいぐるみなどは飾って見せる、目にも楽しい収納にしています。
おもちゃ収納:番外編|カラーボックスでつくる本棚とおままごとキッチン(ヤノミサエさん)
カラーボックスでつくる本棚とおままごとキッチンをご紹介します!
<1.カラーボックスでつくる本棚>
カラーボックスと突っ張り棒でつくる本棚収納です。本棚からはみ出がちな絵本は、横にして見せる収納にするとオシャレ。
散らかるおもちゃは、写真のようにざっくり入れられる100均の収納グッズがオススメです。最近では横置きカラーボックス対応の収納グッズも100均で豊富にそろいます。細かく仕訳けることが難しい齢のお子さまには、大きめの収納グッズにざっくり入れて片づけてもらいましょう!
<2.カラーボックスでつくるおままごとキッチン>
カラーボックスと100均グッズでつくるおままごとキッチンです。上の本棚と基本の形は変わりませんが、100均のおままごとセットやカラフルな調理グッズを使えば、簡単にキッチンに早変わり! 下の段は100均の収納グッズを入れて、おままごとセットの収納場所に。
おわりに…
いかがでしたでしょうか。
次回はリモートワークの収納術をお届けします。お楽しみに。