新生活に向けて模様替え、というときにモノが多いと進まなくて途方に暮れる……。モノを持たないミニマリストに憧れる瞬間だが、本も雑貨も大好きな私にはそもそも無理な話である。そこで気になるのが、最近メディアで目にする機会の増えた「サブスクリプションサービス(サブスク)」。今回は家具のサブスクを手掛ける「subsclife」に、システムやリアルなコスパを聞いてみた!

HOUSTO 編集部

HOUSTO 編集部

HOUSTO公式アカウントです。当サイト独自の目線で、毎日の暮らしがちょっと豊かになる情報を定期的にお届け中です!

https://www.instagram.com/ouchinoshunou/

家具から家電まで月額制で利用できるサブスクのメリット

サブスクリプションサービスとは、所有するのではなく、定額で“レンタル”するようにサービスを利用できる。「subsclife」では、家具・家電を定額で利用できるサブスクリプションサービスを提供。400ブランド10万種から選べ、期間も3ヵ月から24ヵ月まで自由に設定できる。長期なら1点月額500円から利用できるのだ。期間満了後は「返却」「購入」「継続利用」から選べる。必要なときに必要な家具を選んで使えるのが、このサブスクなのだ。

「subsclife」のオフィス。明るく、机同士の垣根のないデスクは開放的で仕事が捗りそう

今回は「subsclife」本社でお話を聞いてきた。まず目に飛び込んできたのは、おしゃれなオフィス。実は個人向けだけでなく法人向けのプランもあり、この明るいオフィスのデスクやチェアも「subsclife」のラインナップ。社内のインテリアコーディネーターが提案してくれるとあって、利用する企業に好評だそう。

お話を伺ったのはPR担当の小宮明子さん。何でも朗らかに、しかも率直に教えてくださるので、ズバリ「メリットは?」と聞くと、まずは「初期投資額が抑えられること」。

「引っ越しのタイミングでは家賃、敷金、礼金などで大きな予算が必要で、それに加えて家具・家電もいいものを揃えようと思うと50万~70万円の出費になります。その点、家具をサブスクにすれば月々の利用料は少額なので、初期導入費が90%以上カットできるんです」。

確かに予算の関係で理想の家具を諦めた経験がある人は多いはず。サブスクなら憧れの家具を断念せずに新生活を始められるのだ。

「subsclife」で借りられる家具はすべて新品。支払う利用料の合計額は、定価の7~9割ほど。

取り扱い家具のラインナップを見せてもらったが、とてもおしゃれ! デスクやキャビネット、家電など、スタッフが良いと思ったアイテムだけを提供している。ソファやベッドはもちろん、スタイリッシュな収納アイテムも人気だ。こうして見ていると、引っ越し先のおウチに合わせて必要なサイズが変わる収納家具は、サブスクと相性がいいのかもしれない。

好きな家具に囲まれるだけで、生活の質はぐっと上がる。新しい生活を憧れのインテリアで始めたいと、利用者の中にはほぼ全部をサブスクで揃える人もいるのだとか。

気になるのは、家具を傷つけてしまったときのこと。こどもやペットのいる家庭ではどうしても心配だ。

「普通に使っていただけていたなら、そんな心配はありません。小さなお子さんがシールを貼ったりしても、そのまま返却していただいて大丈夫ですよ」

レンタルやリースと違い、購入したように使えるのがこのサービスの魅力のひとつだ。

家具のサブスク、実際にはどんな人が使っているのだろうか?
「若い人が使う印象があるかもしれませんが、10代から50代まで幅広く、男女問わず全国から申し込みがあります」

利用者は学生の一人暮らしから転勤の多い会社員、小さなこどものいる家庭、50代の夫婦など実に幅広い。引っ越し好きのユーザーからは「部屋によって気軽に家具を変えられて楽しい」という声や「いいテーブルが部屋にあるだけで『もう少しこの部屋を良くしよう』と思えるようになった」と生活の質が上がった実感を持つという声も。

実際に「subsclife」を利用されているというheel.lifeさん( https://www.instagram.com/heeh.life/ )の部屋。シックなキャビネットがインテリアの決め手になっている。

このサービスの1番利点を感じるのは、利用したあと。
大きな家具は、不要になったときの処分に困るもの。「自治体の粗大ごみ回収に連絡すればいいの?」「家電はどうすれば?」など、さまざまな疑問を解決しなければならない。だが、サブスクの場合はネットで返却を申し込むだけで完了だ。

しかも「subsclife」では廃棄を減らすため、リサイクル家具として二次流通の仕組みを用意。中古家具のほとんどが廃棄となるなか「捨てない」選択肢があるというのは、気持ち的にも環境にも嬉しいことだ。

家の中を、世界一、豊かな国へ。

今後はカーテンやキッチン雑貨など、家の中のすべてをサブスクできるように選択肢を増やしていきたいそう。

「subsclife」のビジョンは「家の中を、世界一、豊かな国へ。」。小宮さんはそのビジョンについて、詳しく話してくれた。

「ライフステージによって必要な家具は変わりますよね。同じひとり暮らしでも学生さんと会社員では持ちモノも違いますし、結婚や出産などでも大きく変わります。それは自分だけではコントロールが難しく、『もうすぐ結婚するから』と次のステージまで仮暮らしをするのはストレスにもなります。そんなときこそサービスをうまく利用して、『今』を楽しんで暮らしていただきたいんです。

お花を飾ったり、収納をしっかり整えたりすると、生活の質が上がると思います。良い家具や家電に囲まれて暮らすことも同じ。生活にうまく取り入れて、自分の好きなインテリアや収納家具を、気軽にお部屋に置いてもらいたいですね」

気軽にミニマリストになれる家具のサブスク

「ライフステージにより必要な家具は変わる」と話してくれた小宮さんの言葉に、自分のこれまでの暮らしはどうだったかと振り返ると、たしかに持ちモノの変遷はすさまじい。社会人になりたてのひとり暮らし、こどもが生まれてから、生活に合わせて収納家具もどんどん変わった。

そして不要になった収納家具のほとんどは「ごめんね」と罪悪感を感じつつ処分してきた。

その点、サブスクで「持たずに利用する」と、精神的にずいぶん身軽になれる。ゆるくミニマリストになれるのだ。単に「レンタルで済ませる」以上の価値があるのではないだろうか。

日本に暮らす多くの人にとって、おウチのスペースには限りがあり、そこで暮らすからこそ「どう暮らしたいか」は大切にしたいもの。そのひとつの選択肢として、「subsclife」のような家具のサブスクというサービスは心に留めておきたい。

今回教えてもらったのは……

  • 小宮さんご自身もインテリア好き。とくに最近は、長い時間を一緒にすごす家具だからこそ慎重に吟味して選ぶようになったそう。今のお気に入りの家具は、ダイニングテーブル。夫婦で食事をしたり、友人を招待したり、暮らしのさまざまなシーンで可能性を広げてくれているのだとか。

    株式会社subsclife
    https://subsclife.com/