棚の高さ変えられたり、ハンガーパイプを取り付けられたり、その自由度の高さが魅力の可動棚。今回は趣味部屋に可動棚を取りつけたyuriさんからお話を伺いました。

yuriさん

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暮らしやすさを追求したおウチに家族3人と猫と暮らすインスタグラマー。素敵なモノに囲まれた生活 とリアルな暮らしの投稿が人気

https://www.instagram.com/yuri___1115/

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おウチの趣味部屋に可動棚を使っています。好きなモノをその時の気分によって飾れるような収納にしたくて、InstagramやPinterestで探し、新築時に取りつけてもらいました。

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棚の見直しは半年に1回程度。趣味でたくさんの植物を育てているので、気温が下がる季節にはたくさんの植物を置く場所になります。他にも好きな本やCDを置いたり、こどものおもちゃ、絵本や図鑑を収納しています。

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この部屋は、2Fの階段を登った先でリビングと繋がるように作ってもらっています。リビングを2階にした理由の1つでもある、おウチ全体の日当たりの悪さを補えるように大きいガラス窓でたくさんの光を取り入れられながらも、1つの部屋として独立もできるようにしました。普段は読書をしたり、こどもと一緒にピアノを弾いたり、デスクスペースがあるのでワークスペースとしても活用しています。

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可動棚の中でも見せたくないモノや細かいモノなどは、見た目の良いボックスにまとめて収納して、スッキリ見せています。そのおかげでお気に入りのモノが自然と視線に入ってくるような、お気に入りスポットになりました。

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今は下段にある娘のおもちゃや絵本は、成長に合わせて定期的に入れ替えを行っているので、収納したいモノによって棚の高さを簡単に変えられるの可動棚だと、スッキリ収納できます。わが家ではこのスペースの他にも家族全員が使用しているウォークインクローゼットやシューズクロークも可動棚ですが、本当に使いやすい収納棚と感じているので本当にオススメです。

可動棚博士のチェックポイント!

可動棚博士

可動棚博士

半年に一度、棚の見直しをされているyuriさん。季節によって変化する収納したいモノに応じて、棚の在り方もきちんと変化させている点がすばらしいですね!可動棚収納の良さを活かして便利に使っています。

今回は特にyuriさんのワークスペースにスポットを当ててお話ししようと思います。
まず結論から言いますと、可動棚はデスク代わりになります!しかもめちゃめちゃ便利です!自分好みの高さに変えられるのはもちろん、収納としての役割もバッチリこなしてくれます。もし収納もちょっとした作業デスクもほしいとお悩みの方は、yuriさんの可動棚デスク収納を参考にしてみてください。もちろん注意したい点もありますのでぜひ最後まで読んでくださいね。

yuriさんの可動棚デスク収納「ここがGOOD!」

ポイント1. デスク天板の奥行きを確保している

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ここは大きなポイントです。軽い作業をするためであっても、天板(棚)の奥行きは最低でも400mmサイズは確保したいです。yuriさんのように、できるだけ天板を手前に出すと作業がとても楽になります。もし奥行きがない棚をデスク代わりにする場合、以下のような不都合があります。

・壁に脚が当たる
・姿勢が前のめりになるので猫背になる


特に長時間のパソコン作業は、上記の2点で確実に疲れてしまいます。ですので、天板として使うなら最低でも奥行きは400mm、理想は600mmとなります。

ポイント2. いつでも壁面収納に戻せるようにしている

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ちょっとした作業をするための可動棚デスク収納ですが、実は簡単に通常の壁面収納に変更することが可能なんです。方法はとても簡単。 今、デスク代わりにしている天板(棚)を一番上部の棚板と入れ替えるだけ。たったこれだけのアクションで、デスクとして使っていた空間を通常の壁面収納に早変わりさせることができます。yuriさんのように、その時々にあったライフスタイルに合わせて変化させることを見越して可動棚を取り入れると、あるときはデスク代わり、あるときは収納、というように、いつまでもこの空間を自分好みに変えて楽しめますね!

可動棚収納をデスク代わりとして使うときの注意点!

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大前提として、可動棚収納は収納システムであって机ではないという点を理解しましょう。いわゆる「机と呼ばれるものは、JIS規格に則った検査基準や条件をクリアしたもの」になります。ということは、この可動棚デスクは机の基準に当てはまりません。
とても便利に使える可動棚収納ですが、正しく理解せずにデスク代わりとして使うと思わぬ事故に発展してしまいますので、以下の点に注意してください。

・天板に手をかけない
・耐荷重性能を過信しない


まず1.は、ついやってしまいがちなことですね。天板に手をついて、よっこいしょ!と立ち上がる、というアクションです。正規の机であれば問題ない行為かもしれませんが、可動棚の天板でこのアクションをするのはものすごく危険です。瞬発的な力が棚に加わり、棚受けの金具の根元に必要以上に負荷が掛かってしまいます。突然、棚が崩れ落ちる危険性もあるので、天板には手をかけて力を加えない、ということを必ず守ってください。
そして2.は、必要以上にモノを載せてしまう、ということです。メインデスクの代わりにしようと考えている方は要注意。デスクトップパソコンの本体とディスプレイモニターを置くだけでも15kg〜20kgあります。机だと勘違いしてどんどんモノを置いてしまうと、棚が傾いたり、崩れ落ちたりする危険性があるので、耐荷重性能を過信せず、ゆとりをもって天板にモノを置いてください。
デスクの代用として、以上のことをきちんと理解して使えばものすごく便利で、飽きずにずっと楽しめる収納空間になりますので、ぜひ可動棚を最大限に活用してみてください!

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