マンションで多い70㎡台の住宅。複数人の家族と住まう場合に人気の平米数です。面積が広いだけに、収納スペース以上にモノが増えてしまいやすいのもこのサイズ感のマンションのお悩みの声として多いもの。実際の暮らしに活かしやすい参考になる省スペースの工夫や、インテリア〜収納のアイデアをご紹介します。

HOUSTO 編集部

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『HOUSTO』の人気記事でわかる!70平米(70㎡)の間取り実例

70平米(70㎡)間取り事例①|中古マンション・4人家族・75㎡・3LDKのリノベマンション

立地にこだわり、中古マンションを購入しリノベされた@haru___home._さん。低価格リノベを叶えるために、壁や間取りは大きく変えず、壁紙や床で個性を出すリノベーションをされました。

キッチンは、ごちゃついて見えやすい手元をリビングダイニング側から見せないよう、腰壁の高さを上げているそう。これだけで生活感が一気に隠せますね。

窓に面したリビング・ダイニングの横に、ふすまで仕切られる和室がある…という間取りのお宅が多いのでは? 来客用スペースにはもってこいですが、普段は中々使いづらい場所。
@haru___home._さんは、ふすまの建具をシックなものに変更し、キッズスペースとして使っていました。学習スペース〜おもちゃ収納もここ。リビングと地続きの空間だから、使い勝手もよさそうです。部屋の中央に和室がある方におすすめのリノベ間取りです。

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70平米(70㎡)間取り事例②|中古マンション・3人家族(+猫2匹)・70㎡・1LDKのリノベマンション

真っ青なカーペットが目を引く鳩(@tyore)さんのご自宅。マンションの防音規定により床はフローリングがNG、カーペットが必須で、ならば、と思い切って真っ青なカーペットを選んだそう。

広いリビング・ダイニングのキッチンスペースには、造作のキッチンカウンターを置いて、調理&収納スペースが作られていました。シンプルなコの字のキッチンカウンターに、りんごの木箱を入れて小さく仕切り、収納力もアップ。

部屋の一角には、アートやグリーンが映えるコーナーが。畳を一部敷くだけで、用途が色々広がりますね。

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70平米(70㎡)間取り事例③|中古マンション・3人家族・72.85㎡・3LDKのリノベマンション

このマンションの決め手は、日当たりと窓の大きさ、と語るKさんご夫妻。「北側の採光もしっかり取れているので、暗い場所がほとんどないのが魅力でした」と教えてくれました。

リノベ前は、リビングのほかは小さな部屋が複数ある間取りでしたが、扉を最小限にし、回遊性を高めるリノベーションをされました。

リノベ前の間取り

リノベ後の間取り

入って右側に小さな個室を二つ作り、書斎も新設。さらに大型のWICを作るなどのリノベーションを中心に行ったそう。

玄関入ってすぐの廊下部分には、なんと洗面スペースが。帰宅したらすぐに手洗いができる上、長い洗面台なので家族が並んで歯磨きもできて便利なのだとか。概念にとらわれないリノベアイデアです。

大型のWICには、ハンガーがずらり。洗濯が終わったらそのままハンガーごと戻すだけの簡単収納を実践されていました。衣類を一箇所にまとめることで、他の部屋が散らかりづらいシステム、ぜひ真似してみたいアイデアです。

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70平米(70㎡)間取り事例④|中古マンション・2人家族・70㎡・3LDKのリノベマンション

アートディレクターのオタニじゅんさんのアトリエ兼自宅がこちら。レトロなマンションをフルリノベーションし、夫婦でお住まいです。

玄関を入ってすぐ右側には、こだわりのアトリエスペースが。長いデスク板がL字に組まれています。デスク下のデッドスペースに収納家具を入れ込んで、スペースを有効活用しています。

壁には大きな収納を天井まで設置し、コレクションを飾るスペースにも。まさに憧れのアトリエスペースです。中央のスペースでは、キャンバスに向かって創作することもあるそう。

対して、家族の共有スペースであるリビングはスッキリとモノが少ない空間に。
デスクスペースはモノがあってもOK、リビングはモノを控えめに…など、部屋ごとにテーマを分けてメリハリをつける部屋作りは、参考にしたいアイデアです。

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70平米(70㎡)間取り事例⑤|中古マンション・2人家族・75㎡・ワンルームのリノベマンション

75平米という広さも十分なマンションを、扉のないワンルームにするという大胆な間取りを選ばれたご夫妻を取材しました。
キッチン〜リビングは自然光が溢れる開放的な空間になっています。

ワンルームのポイントはこの壁。リビング側から見ると、壁の右側に通路があるのがわかります。

壁の内側は、なんと広々とした寝室スペースに!
リビングからつながる本棚や、天井に取り付けられたバーで収納空間も十分です。この緩やかな壁をよりどころにして、最大2つの寝室を確保できるように、動線と電気配線まで計画してあるのだそう。
扉がない解放感と、適度なプライベート空間を両立できるアイデアです。

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