「今度こそ部屋をきれいにするぞ」と意気込んでも、気がつくといつもの散らかった状態に戻っている。そんな経験ありませんか?片付けが続かないのは、モチベーションの保ち方にちょっとしたコツが必要だからかもしれません。無理せず自然に続けられて、気がつくと片付けが楽しくなっている。そんな方法を5つご紹介します。
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目次
収納モチベーションが上がる実例①|朝の小さな習慣作りから始める

張り切って大掃除をしても疲れてしまって続かない、そんな経験ありませんか?実は片付けを続けるコツの一つに「10分だけ」という小さなルールを作る方法があります。
朝起きたらまずカーテンを開けて換気。それから10分タイマーをセットして、洗面所の鏡をサッと拭いたり、トイレをささっと掃除したり。
「物足りないかも」と思うくらいで終わるのがポイントなんです。毎朝のちょっとした達成感が積み重なって、だんだん片付けが習慣に。好きな音楽を聴きながら、お気に入りの香りのキャンドルを灯しながら。そんな小さな楽しみと一緒なら、続けるのも楽になりますよ。
収納モチベーションが上がる実例②|目に見える場所から取り組む

休日に頑張って家中片付けたのに、平日の忙しさでまた元通り。そんなループから抜け出すには、「毎日必ず目にする場所」を1箇所だけキープするのがおすすめです。
リビングのテーブル、玄関、キッチンカウンター。どこでもいいから、帰宅したときに必ず目に入る場所を選んで。
朝の10分、夜寝る前の5分だけでも、その1箇所だけは整えておく。そうすると不思議なもので、目にするたびに「私、ちゃんとできてるじゃん」と思えてモチベーションもアップ!
この小さな自信が、次の片付けへのやる気につながって、だんだん他の場所も気になってくる。気がつくと片付けが楽しくなるかもしれません。
収納モチベーションが上がる実例③|手放すモノを記録して達成感を得る

おふみさん(@ofumi_3)は、ユニークな方法で片付けのやる気をキープしています。それは「手放したモノを手帳に記録する」こと。1日1個でいいから、何かひとつ手に取って「本当に必要?」と向き合ってみる。そして手放したモノがあれば手帳にメモ。
たったこれだけなんですが、レコーディングダイエットみたいに「見える化」することで、確実に片付けが進んでいる実感が得られるのだそう。
おふみさんは実際に8年半前の汚部屋から脱出して、今では引っ越し荷物がハイエース1台に収まるほど身軽に。1ヶ月で30個、3ヶ月続ければ90個も手放せる計算です。SNSで「#捨てログ」をつけて投稿すれば、同じように頑張っている人たちとつながれて、さらにやる気もアップします。
収納モチベーションが上がる実例④|好きなモノに特別な場所を作る

整理収納アドバイザーの要めぐみさん(@megumi_home)のお宅では、息子さんたちが自分から進んで片付けるようになったそうです。その秘訣は「好きなモノに特別な場所を作ってあげる」こと。
帽子好きの長男くんには、ベッド下の引き出しを1つまるごとニットキャップ専用にしたり、クローゼットにキャップ専用の吊り下げスペースを作ったり。
推し活グッズも取り出しやすいゴールデンゾーンに専用スペースを確保。「大好きなモノを大切に扱いたい」という気持ちが、自然と部屋全体をきれいに保ちたい気持ちにつながるのかもしれません。
収納モチベーションが上がる実例⑤|片付け映画を見てモチベーションをあげる

片付けのやる気が出ない時は、映画を見るのも意外と効果的です。特におすすめなのが『365日のシンプルライフ』というフィンランドのドキュメンタリー映画。
モノが大好きなペトリという男性が、「持ちモノすべてを倉庫に預ける」「1日に1個だけ倉庫から持って来る」「1年間続ける」「1年間何も買わない」という4つのルールで生活をリセットする実験を描いています。
最初は服も靴もない空っぽの部屋で過ごすペトリが、だんだん本当に必要なモノを見つけていく様子は、まるで自分も一緒に実験しているみたい。「私にとって本当に大切なモノって何だろう?」そんなことを考えながら見終わった後は、不思議と片付けがしたくなっているんです。映画でモチベーションアップ、ぜひ試してみてください。
まとめ
片付けは、完璧を目指さない方が続けやすいのかもしれません。朝の10分だけ、目に見える1箇所だけ、1日1個だけ手放す、好きなモノから始める、映画でやる気をもらう。どれも「ちょっとだけ」「楽しみながら」がポイント。無理しないから続けられて、続けるうちに自然と片付けが習慣になっていく。あなたもどれか一つから始めてみませんか?きっと今までとは違う、楽しい片付けタイムが待っているはずです。