こんにちは。フォトスタイリストのヤノミサエです。今回のお題は、きっとお悩みの方も多い「納得いかない家具やインテリアの活用方法」です。今あるものを捨てずに活用する方法についてご紹介をします。

※フォトスタイリストとは暮らしやインテリア、ライフスタイルに関する撮影において、魅力をいかに引き出して伝えるかに重点を置いたスタイリングを専門的に学んだ者のこと。

ヤノミサエ

ヤノミサエ

猫3匹と暮らすフォトスタイリスト。フォトスタイリングほか各種写真・動画講座を開講しながら、WEBメディアを中心に猫&大人の一人暮らしについて情報発信中。企業・WEBメディアへのスタイリング・コンテンツ提供、動画制作、セミナー講演なども積極的に行う。

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使わないイスはサイドテーブル代わりに活用

「ダイニングテーブルを変えた」「新しいイスを購入した」などで、家にイスが余っている…という方も多いのでは? イスは「テーブルとセットで使うもの」と思いがちですが、じつはサイドテーブルやスツールの代わりとしても活用できます。広い座面に物を置くことが出来て、意外と便利。座面が凹んでカーブしている場合は、厚みのある本やトレーの上に置けば物が置きやすくなりますよ。

わが家では玄関にスペースがあるので、ここにもイスを1脚置いています。お買い物バッグとして使っている無印良品の「ジュートマイバッグ」を持っていくのを忘れがちなのですが、ここに置いて定位置にしたことで忘れにくくなりました。

季節やインテリアに合わせて、カバーリングで印象を変える

模様替えなどでインテリアに合わなくなったソファは、カバーリングで印象を変えることが出来ます。わが家はカバー交換ができるソファチェアですが、カバーが外せない場合は「マルチカバー・フリークロス」と呼ばれる、何にでも使えるファブリックを上からかけるだけでOK!面積の広いソファなどの家具は、カバーを変えるだけで大きく印象が変わりますよ。

やわらかい素材のファブリックは、ソファーの形に馴染みやすいのでオススメ。
ソファーなどの大きな家具は処分するのも大変なので、ファブリックで印象を変えて、長く活用できるといいですね。

カラーボックスは寝かせてテーブルにアレンジ

模様替えや収納スペースの変更で余りがちなのが、カラーボックス。
カラーボックスを寝かせて、上にひと回り大きいサイズの天板を置けば、収納スペース付きのテーブルに早変わり!

ソファーの前に置けば、便利に使えるローテーブルに!
余っているカラーボックスは他にも様々な活用方法があります。こちらでもご紹介をしているので、ぜひ見てみてくださいね。

今は使わない家具は、押し入れやクローゼットで収納アイテムとして活用

以前の住まいで使っていたデスク。引っ越してからは間取りの都合上使わなくなってしまったのですが、「捨てるのは惜しい!」ということで、押し入れに入れて「コの字収納」として使っています。

シンプルな形であれば、収納スペースに入れて活用しながら保管するという手も。縦長の空間も活用できる、便利な収納家具に早変わりです。

カラーボックスが複数あまったときにも押し入れに入れ、レール&引き出しを付けて、活用しながら保管していました。カラーボックスをセレクトするときは「棚板が動かせる」「他の部品と組み合わせられる」などのポイントを確認してから購入すると、活用の幅が広がります。

不要になったから…と捨てるのは簡単ですが、ちょっとしたアレンジ次第で次の活用法が見つかることも!捨てる以外の活用法として、参考になればうれしいです。

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