リノベをしよう! そう思い立ったらまず考えるべき、エリアと不動産。今回はリノベ業者の選び方4パターンをご紹介。住宅ローンについても参考ください。

HOUSTO 編集部

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リノベパターンを絞り込もう

Vol.1でもお伝えした通り、リノベーションには家の一部に手を入れる“ちょいリノベ”と、全体的に改修をする“がっつりリノベ”があります。

今回は、マイホームづくりとなる“がっつりリノベ”のパターンを見ていきましょう。中古、持ち家、賃貸(条件による)、基本的には、どの物件もリノベで理想のおウチづくりをすることが可能です。では、どのパターンを選ぶのか。持ち家の場合は省きますが、まず一番大きな決め手となるのが「エリア」です。その地域へのこだわり、家族の動線などを加味した場所の候補選びが、マイホームの第一歩となります。

憧れのエリアで探してみるのもよし、現在のエリアが気に入っているならばその周辺で中古物件を探してみるもよし。また、大家さんの許可が得られる場合もあるので、現在暮らしているの賃貸住居をリノベするというのも手です。

リノベ前提で物件を選ぶなら、専門業者がおすすめ

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エリアが決まったら、いよいよ物件選びです。自分の足で不動産会社をめぐり、物件を決めてからリノベ業者を当たる……というパターンもありますが、構造上思った通りの工事ができなかったり、予算をオーバーして諦めなければならないという場合があります。

リノベを決めているなら、物件探しから手伝ってくれるリノベ専門の業者、またはリノベに長けた不動産会社にお願いするのがスムーズです。または、インテリアの方向性が決まっている場合、あらかじめ設計士と物件巡りをし、その場でリノベが可能かどうかチェックしてもらう……というのも一案です。物件で後悔するということがないように、「リノベ前提」として慎重に動きましょう。

リノベ業者は、“得意分野”をよく見て選ぼう

一口にリノベ業者といっても、さまざまな会社があります。どんな会社に依頼したらいいのか、迷ってしまいますよね。まずは、何に優先順位を置いているかを家族でよく話し合いましょう。

・予算をかけてもいいから、安心して任せたい……▶︎大手ハウジングメーカー
・初めてのエリアに引っ越してリノベする……▶︎エリアを熟知した地元密着型の工務店
・理想のインテリアにとことんこだわりたい……▶︎デザインに強い建築事務所
・マンション選びからお任せしたい……▶︎マンションリノベ専門会社

リノベ業者の比較サイトもありますので、そこから好みの業者をたどり、各社のホームページなどをよく見てみましょう。それぞれの施工事例は、イメージづくりの参考になりますよ。

住宅ローン、「予算」と「希望」の兼ね合いを考えて

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家づくりは予算ありき。中古物件でリノベをする場合、物件価格に比重を置いてしまうと、リノベーションの予算が少なくなります。 リモートワーク時代の今、多少交通が不便でもリーズナブルな物件を選び、リノベーションに予算をかけて、より快適なおウチづくりをする……というのも一案ではないでしょうか。

ちなみに、リノベーションローン(リフォームローン)はほぼ無担保型ローンなので、一般的な住宅ローンに比べると金利が高め。しかし、中古物件購入+リノベが同じタイミングであれば、リノベにかかる費用も住宅ローンで借り入れることが可能です。とりあえず物件を購入して数年後にリノベをする、というよりも、予めリノベを見越して購入するという方がおトクなのです。

資金繰りも含めて無理のない計画を、リノベ業者にアドバイスしてもらいながら立てることをオススメします。

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