こんにちは。ライター佐藤望美です。
今回は、取材で訪れた素敵なホテルをご紹介します。「暮らしにつながる旅」(東京)です!
前回の記事「テーマは、暮らしにつながる旅。京都」はこちら
おしゃれエリア・清澄白河で暮らすように泊まる
今回訪れたのは、「LYURO 東京清澄 by THE SHARE HOTELS」というホテルです。
隅田川沿いに建っていて、眺めは抜群。客室も27室のうち18室はリバービューです。訪れた日はとても天気がよくて気持ちよかった!
最寄駅は東京メトロ半蔵門線 清澄白河駅または水天宮前駅。これは水天宮前から歩いて、隅田川にかかる清澄橋を渡っている途中で撮影した写真です。中央に見えるのがホテル!
清澄白河は下町っぽさと洗練された雰囲気がうまくミックスされたエリアで、おしゃれなカフェや雑貨店がどんどん増えています。そんな場所に建っているだけあって、このホテルのインテリアもとっても素敵でした。
ここはスーペリア(定員大人4名)です。館内は水辺や水の流れをイメージしたデザインになっていて、ベースカラーは青。以前「ツレヅレハナコさんが行く 住まい探訪記」でも青いカーペットを敷いたリノベ住宅にお邪魔しましたが、青は大胆に使うことでそのよさが引き立つものなのかもしれません。
私がまず気になったのは、壁紙です。壁の一面だけ壁紙を変えるというテクニック、いずれ挑戦してみたいなと思っているのです。無地でカラーだけ変えるというのが定番ですが、このホテルはなんと柄入り…!
浮世絵師・葛飾北斎の浮世絵を、現代風にアレンジしたのだそうです。ブルーでリンクさせれば、こんなにインパクトある柄でも空間に溶け込むものなのですね。
ソファも色味を合わせてカラーグラデーション。ベッドにある「DEEP」「FLOW」とプリントされたクッションはホテルオリジナルなんだそうです。
隅田川を眺めながら、コーヒータイム。チェアはVitraのオールプラスチックチェアでした。
LRURO 東京清澄 by THE SHARE HOTELSは、1988年に建てられた倉庫をリノベーションしてつくられたホテル。館内は客室含めて80年代のデザインテイストでまとめられています。街の雰囲気にもよく合っているし、リノベの参考になりそうですね!
フロント階にあるラウンジには、80年代に活躍したインダストリアルデザイナーのエットレ・ソットサスのチェアが飾ってありました。
奥のポスターはデイヴィッド・ホックニーのもの。家具の組み合わせ方やディスプレイのバランス、ぜひ参考にしたいところです。
わが家は床も壁も木材が中心なので、こうした無骨なモルタルやモダンな配色のインテリアには憧れます。ないものねだりというやつですね。だからこそ、好みのインテリアに囲まれて過ごせるホテルステイが好きなのかもしれません。
これからも、皆さんにそんなインテリア目線のホテル滞在記をご紹介できたらいいなと考えています。
それでは、また次回お会いしましょう。