第2回目のテーマは災害時の生活に必要な道具とその収納をお届けします。停電になったときに備えたいライトやモバイルバッテリー、トイレまわりのアイテムなど、いざ選ぶと種類がたくさんあって悩みますよね。整理収納アドバイザーで防災収納のスペシャリスト、misaさんに実際におウチで活用している収納しやすい防災備蓄品を教えてもらいました。
【ラジオ、バッテリーの収納】かさばるアイテムはできるだけコンパクトなものを選ぶ
停電時、スマホのバッテリーは貴重なものになります。情報収集するためにスマホ以外の第二の手段も準備しておきましょう。停電して真っ暗な夜に、ラジオの音に救われたという被災者の声を聞きました。
乾電池式のコンパクトなラジオであれば、収納の中でもかさばらないですし、いざというときはカバンに入れられるので安心です。避難所で使うことも想定するとイヤフォンも一緒に持っておくといいですね。
もちろん、外出先で被災したときのために、スマホのバッテリーは確保しておきたいですね。わが家ではコンパクトなモバイルバッテリーと、大容量のもの、2種類を備えています。ふだんからモバイルバッテリーも充電する習慣をつけておくなど、使い慣れておきましょう。
【ライトの収納】もしもに備えて一番手に取りやすい場所へまとめて収納
もうひとつの停電対策として、乾電池式の明かりを備えています。ランタンは、伸縮式でコンパクトに収納できるものを選びました。
暗い中や、足元が悪い中での避難の可能性も考えると、両手が使えるヘッドライトはとてもおすすめです。頭につけるだけでなく、首にかけて手元の作業にも使えます。
ライト類はまとめて管理するために、専用の収納ボックスを用意して、廊下の収納スペースに。停電がおきたときはまっさきに取り出せるようにしています。
【トイレの収納】在宅避難グッズは使う場所のそばに収納するのがおすすめ
在宅避難を想定した非常用トイレは、凝固剤のいらない手軽なものを備えています。吸収シートが袋にセットされているので、使用後は袋を縛って捨てるだけです。(わが家で使っているのは「サニタクリーン」という商品です。)便器にセットして使うこともできるので、収納場所もトイレにまとめています。
次回は防災リュックなど避難所生活のための持ち出しアイテムの収納方法をわが家の実例とともにご紹介します。お楽しみに!