暮らしの形を作るリノベーション。生活動線や見た目の美しさだけでなく、収納のしやすさ、収納効率の良さも考えられた間取りが設計されています。今回はHOUSTOで過去に紹介した記事から、収納に特化した間取りのリノベマンションの実例をご紹介します。住む人の暮らしや収納のしかたに合ったリノベマンション、ぜひ参考にしてみてください。

HOUSTO 編集部

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『HOUSTO』の人気記事でわかる!収納効率UPのリノベマンション7選

収納効率UPのリノベマンション①|家族で共有する個性的な収納間取り

築42年のマンションをフルリノベーションした蘆田暢人さんの住まいは、何LDKとも言い難い個性的な間取りです。
玄関の広い土間から土間収納が続いており、お風呂と洗面台、洗濯室、クローゼットがそれぞれ独立。夫婦の寝室、広々としたリビングダイニングの右側にはガラスと壁で仕切られた子供部屋があり、扉とブラインドでプライベート空間になっています。

収納空間は、家族みんなで共有します。限られた共有スペースに収まるモノだけを持つことで、自分にとって今何が大切なのかがわかってくるのだとか。
収納やインテリアを、家族みんなで話し合いながらつくることのできる、素敵な間取りの工夫です。

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収納効率UPのリノベマンション②|暮らしになじむ間取りと、機能的な収納

国立大学に勤務し、大学施設などの設計を担当している山本基揮さん。程よくエイジングしたお気に入りの家具がなじむよう、築36年のマンションも元の部分を残しながらリノベーションされています。角部屋で風通しの良いリビングダイニングは、椅子など置いてあるアイテムは多いものの、広さを感じます。

リビングの一角には小上がりの来客用スペースがあり、その収納棚が山本家のメイン収納。来客用の布団はもちろん、家族の洋服やバッグが整理されています。
また、小上がりの脇に設えた収納棚や、廊下のニッチ、ソファ下の収納ボックスなど、オリジナルの収納がところどころに散りばめられています。暮らしになじむ住まいの中で作られる、機能的な収納にこだわりが見えました。

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収納効率UPのリノベマンション③|閉じずに隠せる、新感覚の間取り 75㎡

築10年、3LDKの間取りを、佐々木高之さんがフルリノベーションを手がけたこちらのマンション。玄関を開けるとリビングダイニングまでが一望できます。その手前のコンクリート壁の内部はなんと寝室。プライベート空間をさりげなく目隠しできる、最小限の仕切りになっています。

壁上部には、天井に黒いハンガーパイプを長く設置。玄関からすぐの場所では洗濯物の室内干しやお客様のコート掛け、ベッド周辺の収納空間ではワードローブとして大活躍。
空間を完全に閉じない壁で広さを出しながら、収納としての機能も考える秀逸な間取りのテクニックです。

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収納効率UPのリノベマンション④|コンパクトながらも家族がのびのび過ごせる間取り 55㎡

住人と1年近く綿密に話し合って取りかかったという、55㎡に家族4人が暮らすためのマンションリノベ。「家族がのびのびと過ごせるようにするためには、共有部分を広くとるため、あらゆるものごとを“整理”すること」語るのは建築家の佐藤圭さんです。

玄関からキッチンにかけて設えた「型ガラス」の木製引き違い戸は、収納と浴室周り、洗濯機までをさりげなく隠しながら、独特のインテリアを演出しています。家の構造を捉えて間取りを考え、立体的な収納を作る。小さくても広く暮らせる理由は、考え抜かれた収納の間取りの上に成り立っていました。

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収納効率UPのリノベマンション⑤|生活動線と収納がうまくマッチする間取り 72.85㎡

築20年のマンションリノベで、動線抜群の住まいを手に入れたKさん夫婦。使いやすいウォークインクローゼットをつくることが、リノベをするにあたって第一の希望だったそうです。収納量はもちろんですが、ドアも向こうに抜ける風通しのよさもポイント。洗濯が終わったらそのままハンガーごとしまえる動線で、とても使いやすい収納間取りになっています。

廊下に設置された洗面台は、ホテルライクな仕上がり。ランドリーと洗面台を分けることで、朝の洗面所の混雑問題を解消できるほか、その分広くなったスペースにはお風呂あがりに必要なもの全てが収納できるようになったそうです。また、洗濯機で洗って乾燥したものを、その場で畳んだり、アイロンを使ったりも適いました。
生活動線の良さは、毎日の暮らしのストレスを軽減します。「やりたい」を諦めないことが、リノベ成功に繋がった実例です。

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収納効率UPのリノベマンション⑥|使い方を決め込まない、自由な収納間取り 51.17㎡

横浜の官庁街にあるコンパクトなマンションをリノベーションし、住居兼仕事場にしている仲條雪さん。入ってすぐの場所には書斎、中央にキッチンとダイニングスペースを据えたユニークな間取りに、夫婦で暮らしています。
突き当たりのリビングまで見渡せる開放感のある空間ですが、左手の壁面収納は鏡張りになっており、とても広く感じますね。鏡奥はクローゼット、壁面靴収納、サニタリー、一番奥にはウォークインクローゼット、寝室と続きます。

「空間も収納スペースも、機能を決め込まない方が自由でいい」と語る仲條さん。その時々に合わせて生活の変化を楽しみ、収納も場所を決め込まずに好きなように変えていく。可変的な暮らしを実現できる収納間取りには、自分の家を長く楽しみ、大切にするコツが見られます。

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収納効率UPのリノベマンション⑦|家族の作業スペースを工夫した収納間取り 66㎡

家族4人で、1LDKのリノベマンションに暮らしている早藤さんファミリー。66㎡強のコンパクトな中古マンションは、間取りを工夫したリノベーションで、ゆったりした住空間になっています。
リビングの真横にあるキッチンは、ぐるっと回遊できるようになっていて、家事動線もスムーズ。冷蔵庫はリビング側から見えない位置に設置し、可動棚のオープン収納でキッチン用品とストック食材などを整理。詰め込みすぎない物量の収納で、とても使いやすいのだとか。

ワークスペースもリビングに組み込まれており、何かとモノで溢れがちなキッチンの近くですが、間にある収納棚のレイアウトの工夫で整然としています。スペースが限られているからこそ、普段からモノを増やさないよう気をつけるようになったそう。物量管理が自然と起こる収納は、広々と暮らせる秘訣でもありますね。

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収納効率UPのリノベマンションおさらい

マンションリノベの際には、暮らしの中でどんな収納を実践するのか、こだわりの収納ポイントはどこかで間取りの工夫が変わります。居住空間の使いかたを考慮した、快適な暮らしのリノベーション方法を探りましょう。