年末が近づくと気になる大掃除。やらなきゃと思いつつ、忙しくて時間が取れない……そんな悩みを抱えていませんか? 大掃除は一日がかりで頑張らなくても、毎日のちょっとした工夫や、短時間でできる掃除テクニックで、十分にキレイをキープできます。今回は、HOUSTOの人気記事から、時間をかけずに実践できる掃除術をご紹介します。

HOUSTO 編集部

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HOUSTOの人気記事でわかる!気軽に大掃除テクニック5選

気軽に大掃除の実例①|毎朝10分の拭き掃除でピカピカに

朝4時に起床し、まず掃除からスタートするという須藤昌子(@masako.sudo)さん。10分間で水回りを拭き掃除することで、家中をピカピカに保っているそうです。
掃除の順番は洗面所、浴室、トイレ、キッチンの水回りを中心に。「タオルを濡らしてギュッと絞り、そのまま洗面所・浴室・トイレ・キッチンを拭いていきます」と須藤さん。洗面所の洗面ボウルは毎朝拭いているため、カビや汚れとも無縁だといいます。浴室も床や棚を拭き、壁も水をかけるだけ。トイレは便座を上げ、中と外を拭き上げます。キッチンは食洗機やコンロ、シンクを拭くことで水垢がつきにくくなるそうです。
「毎日のことなので、体がそのように動きます」と須藤さんは語ります。日々の積み重ねが年末の大掃除の負担を減らし、いつでも清潔な状態を保てる秘訣になっているようです。新年の新習慣にしてみたい、掃除実例です。(取材当時:2020年1月25日)

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気軽に大掃除の実例②|優先順位で進めるゆる掃除

フォトスタイリストのヤノミサエさんは、掃除に優先順位をつける「ゆる掃除」を実践しているそうです。
優先順位の高い順に、
毎日:ニオイが発生する場所(猫トイレ、キッチンのゴミ受け)
できれば毎日:視界に入る床やテーブル
週1〜2回:トイレ、お風呂、ガスコンロ周り
月1〜2回:目線より上の場所(照明、エアコンの上)
と分けて掃除を進めるといいます。

「以前は曜日を決めて掃除をしていたこともありましたが、できなかったときの自分への罪悪感が大きく、それだけで気分が落ち込みがちに」とヤノミサエさん。曜日を決めることをやめ、掃除の内容に優先順位をつけて、ゆるく行うようになったことで気が楽になったそうです。
全部を完璧にしようとせず、優先順位をつけて進めることで、無理なく家のキレイを保てるといいます。(取材当時:2023年7月13日)

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気軽に大掃除の実例③|朝10分の洗面所&トイレ掃除

住生活ジャーナリストの藤原千秋さんが提案するのは、朝10分の小掃除術。洗顔のついでに洗面所掃除をする、などの細かい数字の積み重ねなら、無理なく習慣化できるといいます。
エタノールやアルコールスプレー+マイクロファイバークロスで洗面所の鏡やシンクを拭くだけでも気分が違うそうです。鏡のフチや水栓など「本来ピカピカ光る場所」を磨き上げるだけで、一気に洗面所の清潔感がアップするといいます。
トイレ掃除は、好きな香りのキャンドルを灯しながら行うとリラックス気分に。音楽やフレグランスなどの楽しみと掃除を組み合わせることで、小掃除の習慣化を助けてくれるそうです。
「毎朝10分の習慣の方が、結果的にキレイを保てる」と藤原さん。張り切りすぎて疲れてしまうと続かなくなってしまうため、物足りないと思うくらいがベストだといいます。(取材当時:2025年3月20日)

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気軽に大掃除の実例④|雨の日のベランダ簡単掃除

同じく住生活ジャーナリストの藤原千秋さんが提案するのは、雨の日を活用したベランダ掃除。外の掃除は晴れた日に…と思いがちですが、実は雨の日こそ外掃除には吉だといいます。
雨の日のメリットは3つ。ホコリが立ちにくく近所迷惑になりにくい、雨で濡らされた汚れは柔らかく落としやすい、湿度が高いと拭き跡がつきづらい、という点です。
晴れた日は水とデッキブラシがないと落ちない汚れも、汚れが緩んだ雨の日なら固く絞った雑巾で大抵の汚れが落とせるそうです。
掃除の順番は上から下に。手すり→網戸(外側から)→床(奥から手前へ)と進めます。年末に雨の日があれば、サッとベランダ掃除をしてみましょう! (取材当時:2025年4月20日)

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気軽に大掃除の実例⑤|週1回の掃除でキレイキープ

整理収納アドバイザーの水谷妙子(@monotokazoku)さんは、掃除に対してゆるく向き合っているそうです。「掃除機はもちろんかけるけれど、毎日必ずとは言い切れない。床や窓の拭き掃除なんて、よっぽど汚れが気になったときでいいのでは」と思うタイプだといいます。
掃除のスイッチが入るのは、だいたい週1回程度。仕事柄、自宅での撮影や取材が多いため、これくらいのペースで部屋が家族以外の人の目に触れることになるそうです。普段は少しくらいホコリが溜まっていてもいいと思っていても、写真に残るとなると少しやる気が出てくるといいます。
「きれい・汚いと思う感覚やレベルは人によって異なります。自分がそれでいいなら、毎日掃除しなくてもいいのかもしれません」と水谷さん。来客があるタイミングでちょっと頑張るくらいが、モチベーションの低い人にはちょうどいいようです。
年末の大掃除も同じこと。完璧を目指さず、自分が納得できるレベルを見極めることが大切なのかもしれません。(取材当時:2025年4月7日)

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