今回は整理収納アドバイザーの上田麻希子さんに「収納失敗したな」と思ったエピソードと解決法を伺いました。プロでも収納を常に見直すことを大切にしています。あなたも今一度周りを見渡して、より暮らしやすい収納を見つけてみませんか?

上田 麻希子

上田 麻希子

整理収納アドバイザーとしても活躍中のママインスタグラマー。 フォロワーは12万人を超え、読者目線の投稿が人気。

https://www.instagram.com/uedmkk/

仕切りすぎたら事件がおきた!

わが家の家族構成は、キレイ好きで面倒くさがりやの私と、片付けに興味がなく、モノが多めの夫、コレクション癖やディスプレイが大好きな息子の3人家族。こんなわが家の片付け事件簿をお伝えします。

まずは夫の下着などの整理スペースのお話。仕切り付きのBOXを、定数管理もできて見た目も整う!と採用してみたのですが、私自身も洗濯物を戻す時に面倒くさくなり……夫にいたってはどんどん上に置いていくようになってしまいました。

そこで、ゴチャゴチャを防止するために仕切ること自体は変えず、ゆるく四角く区切るのみに改善してみました。
それから数年が経ちますが、継続されています。きっとこれがわが家の正解、収納に全員に当てはまる正解はなく、自分たちでできるスタイルを見つけていくのが大切だと思います。

不織布を使ってゆるく仕切る。今は半袖と長袖を仕切るのみ

靴下も色や用途で細かく分けず、「長」「短」のみで仕分ける

家族がいる場合は、片付けが苦手な人の目線に立つのが大切

家族がいて同じ場所を共有する場合は、お片付けが苦手な人の目線にたってみて、当人と話しながら決めていくのが大切です。
一方的な押し付けだけだと相手も理解しにくく、やらされている感がでてしまうものです。
わが家の場合は片付けに興味がない夫には、「パッと見わかりやすく」が鉄則。それでも乱れるようなら「こうしてほしい」と言葉で伝えるようにしています。それさえも聞こえていないようなら……自分でやってもらいましょう!笑

収納する場所を決めて、収納できる量を把握し、取り出しやすいように収納する。
ベースがあって元に戻しやすい仕組みさえあれば、片付けは継続できると思います。
自分で考えるのが難しい場合はお近くの整理収納アドバイザーやライフオーガナイザーを頼っておうちの収納ベースをつくってもらうのがオススメですよ!

あわせて読みたい